狼君 3 ページ15
慧side
テーブルに向かい合って座ってオムライスを頬張る
あっ…
Aの口にケチャップついてる…
『A、こっち向いて…』
こっちを向いたAの口元のケチャップを指で拭う
そして指についたケチャップを舐めとると、
向かい側から小さな溜め息が聞こえた
もしかして、嫌だったのかな…
決心してやったんだけど
「もう…、」
やっぱり怒ってるんだ… あぁ、やらなきゃよかった…
『ごめん…』
・
「いつから慧くんはこんな事できるようになったの?///」
顔を赤らめて言うA
『口についてたから…』
「それはそうだけど、あれは衝撃だったのっ///」
・
・
ご飯も食べ終わり、二人一緒にソファに座ってテレビを見る
Aオススメの胸キュン恋愛ドラマらしい…
【俺の事好き?嫌い?どっちか言って…】
【お前の事しか見てねぇーし】
うわぁ…すごい
こんな甘い言葉さらっと言えちゃうんだ…
見てるこっちが恥ずかしい…
ドラマが終わった頃には、涙で顔面グチョグチョになっていたA
ティッシュを渡してあげる
…
…
落ち着いたかな?
小さい体を優しく包み込む
「慧くん?」
泣いた後だから目が潤っていて、いつも以上に可愛い
ヤバイ… 可愛すぎる…
何も喋らない僕を心配するかのように覗きこむAにそっと口付けた
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なっつん(プロフ) - おっと、山田くんの存在を忘れておりました(・・;)こちら昔書いた作品の修正版なので、どこかで山田VS伊野尾のお話入れますね。もう少しお待ちくださいm(__)m (2017年3月26日 13時) (レス) id: bba7de7533 (このIDを非表示/違反報告)
いのたん - この小説、度々伊野ちゃんがキュンキュンさせてくれて本当に良いですね〜。気になる事があったのですが山田くんは、、、何処に、、、。山田くんVS伊野ちゃんのシーンも見てみたいですよね〜!!! (2017年3月26日 10時) (レス) id: 60fa9be6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なっつん | 作成日時:2016年2月10日 18時