狼君 １ ページ13
Aside
授業終わり、桜と臨と別れて駅に向かう
電車に揺られて2駅先で降りる
「確かこっちだったよなぁ…」
さっき慧くんから一緒にご飯を食べようとお誘いが来たので
探り探り慧くんの家に行く途中
前もそうだけど、慧くんが自分から誘うようになるなんて本当に成長したな〜
この前慧くんと歩いた道をたどる
「ここだ…」
アパートの少しボロい階段を上って行く
―ピンポーン
インターホンを押すと、家の中からドタバタ足音がする
『いらっしゃい。迷わなかった？』
「ううん、大丈夫だよ」
『本当に？汗かいてるよ』
そう言って私の額に伝った汗をハンカチで拭いてくれた
「なんでハンカチ持ってるの」
『汗かいたかな〜と思ってさ』
優しい… この気遣いが嬉しいよ…
リビングに行ってソファに座ると、温かい牛乳を渡される
「ねぇ、ご飯はどうするの？」
もう時刻は18時すぎ
『一緒に作ろうと思って…』
エプロンを渡されたのですばやく身につける
料理は私の得意分野
小学生時代はよくおやつの時間にホットケーキを焼いていたほどだ
「慧くん足引っ張らないでよ〜？」
『ごめん。先に言っとくけどあんまり料理しないんだよね…』
慧くんは一人暮らし歴は長いものの、ご飯はいつも外食だったみたい
贅沢だなぁ…
栄養も偏ってそう…
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なっつん(プロフ) - おっと、山田くんの存在を忘れておりました(･･;)こちら昔書いた作品の修正版なので、どこかで山田VS伊野尾のお話入れますね。もう少しお待ちくださいm(__)m (2017年3月26日 13時) (
レス) id: bba7de7533 (このIDを非表示/違反報告)
いのたん - この小説、度々伊野ちゃんがキュンキュンさせてくれて本当に良いですね〜。気になる事があったのですが山田くんは、、、何処に、、、。山田くんVS伊野ちゃんのシーンも見てみたいですよね〜！！！ (2017年3月26日 10時) (レス) id: 60fa9be6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっつん | 作成日時：2016年2月10日 18時
