From longing to love ２ ーKEIー

女子トーク 3 ページ12

さっきのゲームをやめて、今度は恋バナ





桜［臨ってさ、どういう人がタイプなの？］




臨［眼鏡が似合う人かな。さっきの乙ゲーも眼鏡キャラだよ？］





「すごいな…本当に眼鏡男子が好きなんだね」





臨［あの知的な感じが堪らん。その眼鏡の先にはどんな顔が…ってキュンキュンしちゃう］





桜［それならさぁ、理系に多いんじゃない？］







　おっと…





慧くん理系だし、眼鏡かけてるし、臨に惚れられたら困る







桜［ほら、向こうの校舎行ってみようよ！］





、




、




という事で理系の校舎にやってきた私達




なんかここはお前の場所じゃない感が凄い。みんな頭良さそう…







「こんな感じなんだね」






ホラホラって教室中を覗きまわる


確かに眼鏡ばっかりだな… 勉強すると眼鏡が付きものなの？？




この中に慧くんがいるのか…







臨［あの人カッコいい…］





臨はイケメン眼鏡君達に夢中





私は慧くんを探すが、全然見当たらない








諦めて廊下に目を戻すと、




数十メートル先で友達と喋ってる慧くん








　友達できたんだね






一安心。まだ馴染めてなかったらどうしようって思ってたけど



　友達できたみたいだし、頑張ってるみたいだから応援しよ







・






・




臨は一人の眼鏡くんに一目惚れしてしまったらしく、


　帰り道はずっとその話







臨、頑張ってね

狼君　１→←女子トーク 2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す