【黒 バス】彼女はキセキが嫌いなようで

キミという存在〜ガングロside〜 ページ21

オレはAと同じクラスだったから
よく話してた


地味だけど明るくて優しい
めっちゃいいやつだ


あいつは頭が良くて
定期テストではいい点数を取っていた


「青峰君…大丈夫？」

「どこ見て言ってんだよ、絶望的だぜ…」

「教えてあげるから、がんばろ？」

「赤司よりは100倍いいな」

「何か言ったか？青峰」

「「！！」」


こえーよ赤司のやつ
結局三人で勉強した


楽しかった


Aといる時が


あいつの笑ってるところが見てーのに


オレは自分でそれを壊した


さつきの話に矛盾があることに気づかず
さつきの幼馴染だし、最初は信じてた


赤司がAの転校先に行こうって言った時はオレは反対した


でも、オレが間違ってた
赤司の話を聞いて思った


だから、行くことにした


「今までごめんなさい」


こんなこと、らしくもねーな
でもこれでいいんだ


オレはお前が好きだから

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