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遊び33 ページ37

バスげ部員が全員集まった
赤司の号令で練習が始まる


桃井に仕事を教えてもらおうとした時
赤司がAの名前を呼ぶ


「花宮!」

「は、はい!」

「ちょっと来てくれ」


手招きをされ
おとなしく赤司の元へ向かう


自己紹介とか、絶対したくないんだけど…


とか思うが、部員はまだ赤司の前にいる
完全に紹介され、するタイプのやつだ


面倒臭いと思いながらAは足を進めていく


「今日からマネージャーにある花宮Aさんだ」

「花宮Aです
以前もマネージャーをやってました
よろしくお願いします!」


明るく、元気に
けどうざくない程度に自己紹介をする


仕事ができる女
それが、この部活で生きていくための術


まぁ、元から仕事は出来るけどね


「仕事は亜樹音や桃井に聞いてくれ」

「はーい」

「それじゃあ練習を始める」


そう赤司が言うと
部員は各自練習を始める


はぁ、本当に今日からマネージャーなんだ


改めてAは実感する
やはり、バスケを見るのは楽しい


仲間の成長を見るのも好き
それを支えていけるのはいい事だと思う


「A!仕事教える…って
前までバスケ部だったんだから仕事わかるよね?」

「うん、大丈夫
さ、始めよっか」


A達は体育館を出る


桃井はAの隣を歩いていて思う
頼もしい人だな、と


Aは明るく優しい
しかし、佇まいはとても凛々しい


しっかりと前だけを見て進む姿は美しい


水道場に着いたのに
桃井は素通りしていく


「さつき?どこ行くの?」

「え、あぁAは知らないか」

「さつきはね、ドリンク作ると大変な事になるからタオル係なの」

「そっか、じゃあまた後でだね」

「うん、バイバーイ」


手を振り、桃井を見送るAと亜樹音
今から二人きりだ


何だか、ゾクゾクする


ここに来て、亜樹音と二人きりになることはなかった


Aは亜樹音が早く動いてくれることを望んでいる


早くも本性が観れるかもしれない


「これに入れてね」


亜樹音がたくさんのボトルを持って来る


「量多いね」

「部員数が多いからね」


アハハと笑いながら
早速作業に取り掛かる


元いた中学は部員数が多いわけではなかった
だから、仕事は一人でも十分だった


ただ、ここまで人数が多いと
二人でも大変だろう


Aは静かに仕事に取り掛かった

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  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

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革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです


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- あの自分の事名前で呼ぶっておかしいですよ、 (2017年8月5日 19時) (レス) id: ebe25716fa (このIDを非表示/違反報告)
かしわてぃ。(プロフ) - あっそうですか、皆さんがそういうのであればやっぱり変えなくて結構です。わざわざ検討してくださっていて、ありがとございましたっ!! (2017年3月22日 17時) (レス) id: e8a76eb73d (このIDを非表示/違反報告)
むーん - 今のままでいいと思いマッスル (2017年3月22日 17時) (レス) id: 3b9816547a (このIDを非表示/違反報告)
きゆ*Known(プロフ) - このままがいいです! (2017年3月22日 14時) (レス) id: 80c755237e (このIDを非表示/違反報告)
終夜(プロフ) - 自分はこのままでいいです (2017年3月22日 11時) (レス) id: 1503e9bd8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:湯豆腐 | 作成日時:2017年2月24日 20時

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