【黒バス】悪童の妹【悪女主】

遊び２６ ページ30

あの後、お風呂に入り
ベッドに入るとすぐ眠りについた


Aはバスケ部に入る
今日入部届けを出すため午後からの活動となる


朝は好き
清々しい空が自分を包んでくれる


学校に着けば
クラスメイトがAに挨拶をする


これも好き


「おはよう、花宮さん」

「うん、おはよう！」


笑顔を貼り付け、キャラを作る
明るくていい子


私の本性なんて知らなくていい


「あっ、おはようA！！」

「おはよー」


昨日できた友達(仮)の
桃井と亜樹音が来た


桃井はAに飛びつき
亜樹音も走ってやって来る


キセキは歩きながらも
Aの近くに来る


あぁ、１日でこんなにも人を信頼するなんて…
バカな集団だな


「おはようみんな！」

「花ちんは今日の午後練から入るの？」


紫原がAに話しかける


Aは花ちんという呼び名に疑問が出たが気にしないことにした


「うん、今日監督さんに入部届け出すよ」

「花宮が入ってくれれば助かるよ
本当にありがとうね」


赤司が昨日に続きまたお礼を言う


「ううん、元々入ろうかなって思ってたし
さつきと亜樹音とみんなの役に立てるなら
私は嬉しいよ！」

「どこまで良い子なんスか！花宮っちは」


うん、花宮っちって何？
と思ったが口には出さない


「まぁよろしくなのだよ、花宮」

「よろしくな、花宮」

「うん、よろしくね〜」


この学校でのキャラ作り
まぁ完璧じゃない


簡単に人を信じてくれる人たちで良かった


「あの、花宮さん」

「わあっ！え、誰？」


突然名前を呼ばれた
驚いて変な声が出てしまった


後ろを向いても横を向いても誰もいない
てか、桃井と亜樹音とキセキしかいない


「ここですよ」

「え？あっ、黒子君…だよね？
影薄いね、ごめん気づかなかった」

「いえ、いつもの事なんで大丈夫ですよ
それより、これからよろしくお願いします」

「うん、こちらこそ！」


はぁ、ビックリした

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