【黒バス】悪童の妹【悪女主】

遊び１３ ページ14

Aとキセキ達は
二時間目が始まるまで喋っていた


桃井とAは友達になり
キセキの世代とも友達になった


桃井はAと友達になれて
心の底から喜んでいた


桃井の幼馴染である青峰も
桃井に女友達ができて喜んでいた


しかし、仲良くなったのは亜樹音と遊ぶため
仲良くなった方が有利であると考えたのだ


深い意味はない


それに話したことによって
亜樹音について少しだが知ることができた


赤司の彼女であり、桃井の親友である
そしてAと同じ転校生であるところ


ミーハーだとバレず
あのポジションを手に入れたのだろう


きっと苦労しただろうなとAは考える
そして、だからこそおもう


あのポジションを奪いたい…と


さっきの時間、亜樹音は来なかった
Aの様子見…と言ったところだろう


桃井と友達になったから
そろそろ動くだろうと思われる


自分だけの友達が離れて言ってしまうかも
そんなことは誰だって避けたい


結局のところ
Aは桃井を利用していた


ふと、桃井をAが見ると
目があった


ニコッと効果音がつきそうな
純粋で汚れのない笑顔を見て


Aは桃井に対して、人生で初めて
利用することへの罪悪感を感じた

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