どーなつ【リヴァイ】

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「お前はその部屋を使え、自由に使っていい

小遣いは週5000、家政婦の割には安いかもしれねぇが我慢してくれ」



『えっっ？！そんな貰っていいの？！てかお金貰えるの？！』



「お前だって欲しい物あるだろ、好きに使え

生活に必要なものは俺が持つ」



『いやいや、申し訳ないって。特に外出る用事もないのに』



「家政婦の給料だと思って受け取れ、命令だ」



『……わかったよ、ありがとう』



世話焼きだとブツブツ言いながら俺の持ち出した5000円を受け取る



この部屋は母さんが入院して余った部屋だ


曽祖父がそれなりに金は持っている人なので、マンションでいい暮らしをさせてもらっているし、学費も持ってもらっている


ケニーもある程度助けてくれている、主に母さんの治療費と俺の生活費だ




そのためバイト代は小遣いに回せるし、なんなら曾祖父やケニーが馬鹿みたいにくれるので、あまり困ってはいない



だが全て助けてもらうのは気が引けるので、一応働いている

大学を出たら就職して、金は返すつもりだ




『リヴァイ、私洗濯物干してくる、見られたくないものあったら言って

あとえっちな本とかない？そういうDVDとか見られたくなかったら私の目につかないとこに置いておいてね


それかBOX用意しようか

私禁制ボックス』


「さっきから聞いてればそんなもんねぇよ」


『ありゃ、無欲なの？』


「そうは言ってねぇ」


『じゃあじいのとき言ってね

見られたくないだろうし外にいるから

私おかずにしてもいいけど……いや、だめだ

やっぱり彼女作りなよ、出来たら私直ぐに出てくから』


「話何転してんだ

そんなことしねぇし彼女とかも要らねぇ」


ズカズカと変な話をしてくる


そんなんだから襲われるんだろうが無防備野郎


「とにかく、変なこと気にしなくていい

……あ、」


『どした？隠し場所あった？』



そういえば俺の部屋にはsmグッズがなぜか……使ってないのにあった、そもそも買った覚えがない


そんなもんいらねぇし持ってねぇがそれだけはある、クソ、やらかした



『へへぇー、リヴァイくんも男の子ですなぁ』


にやにやしながら寄ってくる、うぜぇ


『早く隠してきなよ、見つかりたくないなら

私はそんなのあってもどうも思わないけど』


じゃあいい、そもそもこいつには部屋の隅から隅まで掃除してもらう予定だ



「そんなもんねぇよ」




見つかってもこいつならいいだろ、脳ミソ空だろうし

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