探偵教室2 渚とコナン

82話 映像クリエイター殺人事件 解決編 ページ41

コナンside

そう言えば、水橋さんの姿が見当たらない…

何処に行ったんだ…あの人…

俺は周囲を見渡し、眉間にしわ寄せた…

まあ、後でいいか…←(ダメだけど…)

今は山吹さんの推理だ…

山吹「この事件…可笑しすぎませんか？
まず１つ…試したいことがあるのですが…すみません、山田さん…貴方の身長で天井に手が届きますか？」

山田「い、いいえ…」

山吹「だったら、可笑しいですよね…どうして、貴方の身長で首を吊っている縄を解いたんですか？」

山田「そ、それは…」

山吹「それに…首を吊れそうな場所は周囲を見渡す限りありませんし…だいたい変ですよね？悲鳴を上げて間もないのに、身長が天井に届かない貴方が死体をおろすことなんて…」

そう言うと山田さんは諦めた顔になって、フッと笑った…

山田「そうです…私が殺しました…」

目暮「じゃあ認めるんだな…」

山田さんはコクっと頷いた…

目暮「でもどうして…」

コナン「仕事を放棄していたから、山田さん巻き添えくらって、解雇になりそうになったんじゃない？」

山田「その通りよ…」

そう言って、後は何も言わず去っていった…

山田さんの顔は何処か、迷いが晴れたような…悲しそうな目をしていた…


数分後…

ヤベッ！

蘭達のことすっかり忘れてた！

そう思って急いで帰ろうとした時だった…

「やれるもんならやってみなよ…」

この声は…水橋さん⁉

俺は隠れて会話を聞いていた…

水橋さんは電話をしているようだ…

水橋「どっちが最強か…思い知らせてやるわ…」

何の話をしてんだ？

水橋「フッ…数日後…貴方を殺す日を楽しみにしているわね…死神…」

殺す…死神…

俺はメモ帳にメモを取った…

死神…カクテルの名前じゃないってことは組織のメンバーじゃないみたいだけど…

じゃあ、水橋さんって何者なんだ⁉

俺はその場で考えていた…

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