探偵教室2 渚とコナン

65話 小説版 探偵教室 昔の遊び歌 9 ページ20

コナンside

取り敢えず、事件に戻った方が良さそうだな…

榎本「の、残りの容疑者って、どこにいますか？」

榎本さんは少しビクビクしたような感じに聞いた…

山根「みんな今の所家にいます。ただ、山村さん、松下さん、松本さんは明日空港に…」

俺と榎本さんは住所を教えてもらい、タクシーで、すぐに向かう事にした…



タクシー内

コナン「ねぇ…榎本さん…」

榎本「な、なんですか？」

コナン「ひょっとして、お姉さん人見知り？」

榎本「え、ええ…」

コナン「そっか！ありがとー」

いや、この人は人見知りなんかじゃない…

何者なんだ…この女…

そう思いながら、外を見ていた時だった…

フードの被った人物がこちらを見ている事に気がついた…

その人は間違いなく女性だった…

コナン「運転手さん！止めて！」

そう言って止めてもらい、俺たちはすぐにフードの女の方へ向かった…

その女はフードをめくった…

女「会いたかったよ…江戸川コナン君…」

その女はニコッと笑った…

コナン「お姉さん…名前は？」

俺は警戒しながら聞いた…

水橋「私の名前は水橋美鈴…探偵です」

水橋？確か、長野で調査していた探偵だよな…

それがなんでこんな所に…

水橋「とにかく、話は後です！すぐに次の現場へ！」

榎本「わ、わかったんですか⁉事件の真相！」

水橋さんは首をふった…

水橋「話を聞きに行くんです！旅行する方から…早くしないと、大事な話も聞けずに殺されるかもしれません！」

そう言って、再びタクシーに乗った…

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