第17話…シャワー ページ21
Aside
お湯が勢い良くシャワーの口から流れ出る。心地よい音に、丁度いいお湯。今のこの状況を表すなら、幸せとでも言っておこう。
今何故この様な事になっているかというと、少し前に遡る。
___
ut「僕は鬱っていいますぅ。」
「Aと申します。」
em「私はエーミールと申します。」
と簡単な自己紹介を済ませた。どうやら青スーツの幹部が鬱さんで、色素の薄い瞳の幹部はエーミールさんらしい。この国の国民なのに幹部の事も、総統閣下の事も知らない俺は、相当なガバなんだろう。
em「さっきからAさんと沢山喋っていますが、Aさん含め戦ってきた皆さんはシャワーを浴びないのですか？」
と質問してきた。他の人は忘れてたと言わんばかりの顔でエーミールさんの顔を見た。その現場に居て笑わなかった俺は称えられるべきであろう
そんな冗談はさておいて、俺にはシャワーを浴びる手段がないし、それに
「今から手合わせするからシャワーする必要無いと思いますよ。」
kn「今からやるんか？」
と驚いた顔で聞いてくるコネシマさん。いや、お前達がやれ言うたんやろ
「そうですよ。早く俺家に帰りたいので」
早くしましょ。と手合わせをしようと誘ってきた幹部に俺は言い、この廊下に来る前に見つけた訓練所の方へ足を向けた。
すると、総統は口を開き
gr「待て。色々とお前に話す事がある。シャワーを浴びて会議室に来い。手合わせはその後だ。」
いや〜聞いてましたかね？早く帰りたいって…
まぁ、なんとなく話の予想は出来るがな、しょうがないか…
「分かった…」
はよ帰りたかったんちゃうか…？
とコネシマさんが言っていたが俺は知らん。
その後は、鬱さんにシャワー室まで連れて行って貰い今に至るわけだな…
五分五分という所か…あそこで断っておけば今この状況になっていないな
今の状況を整理している間に体は綺麗になった。返り血は正直言って気分が良い物ではなかったからな
シャワーを止めて、ひたひたと脱衣所とシャワールームを分ける扉に手をかける。否、手をかけようとした。
待てよ…服が無いぞ…あれを着るのか？血でビショビショと言っても過言ではないあの服を…一旦出てみるか…
そう思い扉を開け、脱衣所に向かった。すると服を脱いだ場所に服と置き手紙があった。
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菜*サノツキ(プロフ) - しゃいさん» しゃいさんありがとうございます！頑張りますね！チーノ君二人になってますか？見てみますね！ありがとうございます！ (2019年7月21日 6時) (
レス) id: f4ddad835b (このIDを非表示/違反報告)
しゃい - この話好きなので頑張ってください (2019年7月20日 23時) (レス) id: 7bcfa840f4 (このIDを非表示/違反報告)
しゃい - もう一人のチーノ,,,,,,,？ (2019年7月20日 23時) (レス) id: 7bcfa840f4 (このIDを非表示/違反報告)
菜*サノツキ(プロフ) - 和さん» 返信凄く遅れてすみません！翻訳機を使ってまで読んでくださって嬉しいです！面白いと言ってくださるのも嬉しいですし、楽しんでると言ってくださるのも嬉しくて沢山書きたくなります！ありがとうございます！ (2019年7月10日 16時) (レス) id: f4ddad835b (このIDを非表示/違反報告)
菜*サノツキ(プロフ) - ムギさん» ムギさんありがとうございます！私も楽しませて貰ってます！頑張りますね！ (2019年6月23日 14時) (レス) id: f4ddad835b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜*サノツキ | 作成日時：2019年5月26日 17時
