私がヒロインなんてありえない【ころん】

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起きたらびっくりした

隣に瓏さん…じゃなくて瓏がいたから

あぁ、そっか

泊まらせてもらったのか

『へ』

今、凄く視線を感じた

誰かに見られてる

だけど瓏は寝てる

一体誰が…

いや、きっと大丈夫

だって瓏がいるし

…

大丈夫

だよね…？

「ん、んぅ」

『あわっ』

起こしちゃった？

「あ、A〜おはよぉ」

『おはよう』

「どう？…」

『…さっき…視線感じて…』

「マジで？…今日は僕と一緒にいよ」

『うん…大丈夫だといいな…』

「だね」

『あと、私のせいで迷惑かけて…ごめんね』

「大丈夫」

『…そっか…じゃあご飯作ってもいい？』

「…作ってくれるの？」

『？作っていいならだけど』

「いいよ！」

私そんな上手じゃないけど‪

料理勉強しよっかな

おむらいすでいっか

ギュ

『え』

「何作ってるのか気になっちゃってさ！」

『だからって抱きつかないでよ…まだ付き合ってないんだし』

「…ふーん…じゃあ付き合えばいいのか」

『え？』

「好きです…付き合ってください」

『…私も好きです…』

「それは？イエス？ノー？」

『イエス…』

「よし！じゃあこのまんまでいいね！」

『ずるい…』

「まぁいいじゃん！…そう言って喜んでるしょ？」

『…まぁね…？』

「え…//」

『言ったのそっちじゃん！なんで照れんの！』

「い、いや、可愛いなぁって」

『もう！そういうのいいから！』

付き合うと厄介

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