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「なぜ私が…？私が務められる仕事に思えません。」
素直に、今の実力で上手くいくのか自信がなかった。
『そうか……。
佐倉さん自身の自己評価は低いのかもしれないけれど、
周りは佐倉さんの実力を買ってるよ。
業績もなかなかいいみたいだし、佐倉さんなら出来ると思ったから声をかけただけ。
もちろん、無理に押し付けるような仕事ではないから、断っても問題は無いよ。』
「はあ。」
『今度会議があるからそこに参加してみて、荷が重すぎると感じたらその時にでもいいから。とりあえず考えて見てほしい。』
私に断る隙なんて実際はなくて、
これはほぼほぼやれってことなんだろうと覚悟を決めた。
そして、はいと渡された資料にはコンセプト、パッケージのデザインなどのラフ画が書かれていて、次のページにはCMや広告のイメージ図があった。
「これって……。」
『あ、彼のこと知ってる？
最近デビューしたアイドルグループの子なんだけど、イメージに合いそうだなと思ってオファーしたらOKでて。』
松村北斗。SixTONES。
私の幼馴染、ほくだ。
『今度の会議の後、ミーティングをする予定になったから。
そこで松村さんと佐倉さんと他のスタッフ諸々で打ち合わせになるから、その時の資料作りとかもよろしくね。』
要件が終わればじゃあ、と颯爽と去っていく部長。
何もかも整理が間に合わない私はただただ、部長の背中を見つめることしか出来なかった。
・
それからは1週間後の会議とミーティングに向けた資料作りに追われた。
まさかの後輩の藤田くんと一緒に動くことになって。
常に藤田くんが付きまとう日々が続いた。
残業の毎日で、ほくとのメッセージのやり取りにあまり返事も出来なくなっていて。
気づけば私が最後に送ったスタンプに既読がついて、そのままになっていた。
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もっちもちさくら(プロフ) - 優希さん» コメントありがとうございます！模索していた作品ですが楽しんでいただけて幸せです😭まだ色々と書きたいこともあるので、是非とも番外編を楽しみにしていただければと思います！！ (2022年7月21日 17時) (
レス) id: 4baa1664b1 (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - 完結おめでとうございます！好きな作品だったので終わってしまうのが凄く寂しいです😢また番外編等でお会いできたら嬉しいです🥺 (2022年7月21日 17時) (レス) @page50 id: e49244e76b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっちもちさくら | 作成日時：2021年10月9日 11時
