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「……やっぱり、ほくはお母さんだね。」
「それとも、私の事お嫁にでも貰ってくれるの？」
なんてふざけて言ってみたけれど、私は後先考えず発言しすぎたと後悔した。
直後に声にならない音が聞こえてくる。
「…なに？笑ってるわけ？？」
『、、、、いや、いきなりでびっくりしただけ。』
「まあ、さすがに冗談だから心配しないで。
私もちゃんといい人見つけるし。」
嘘。
正直、まだ恋愛にも踏み出せない私はなにも行動にも移せないし、もう一人で生きていくしかないって思ってる。
『さくには幸せになる権利がある。
だから、、、ちゃんと幸せになって欲しい。』
「うん、、、。」
ほくはなんてお人好しなんだ。
何年も連絡を取らなかった幼馴染に再会して、
俺に頼りな、なんて言ってきて。
……そして、幸せになって欲しいって。
私の気持ちなんて知らずに
少しずつ侵略して私の心に住み着く。
彼の優しさを感じる度に
ずっと胸は苦しくて。
私も幸せになっていいのかな？
でもその幸せって何だろう？
ほくと一緒にいること？
でも、彼の『幸せになって欲しい』は
"他の人に幸せにしてもらってね"
という意味なんだろうな。
彼にそんな気がないのは分かってるんだ。
ただの幼馴染。
それだけ。
だからこんな想いを持ってるなんて彼にバレたら迷惑だろう。
「あ、、明日早いから、、、。」
『ごめんね。じゃあ。』
「うん。じゃあ、、、またね。」
どうすればいいのか良かったのか分からないまま電話を切った。
……ほくのこと、、好きなのかな。
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もっちもちさくら(プロフ) - 優希さん» コメントありがとうございます！模索していた作品ですが楽しんでいただけて幸せです😭まだ色々と書きたいこともあるので、是非とも番外編を楽しみにしていただければと思います！！ (2022年7月21日 17時) (
レス) id: 4baa1664b1 (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - 完結おめでとうございます！好きな作品だったので終わってしまうのが凄く寂しいです😢また番外編等でお会いできたら嬉しいです🥺 (2022年7月21日 17時) (レス) @page50 id: e49244e76b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっちもちさくら | 作成日時：2021年10月9日 11時
