真夜中のキミ

2人だけの ページ23

北人



あれから1週間が経って、美月さんは歌手復帰



をして、人気は莫大に上がってた。



俺達も結成して5年経って、映画も公開された。



事務所で会う機会も増えて、あった当初よりは



少しだけど仲も縮まったとは思う。




『あ、どーも。これからレコーディング？』




北人『あ、はい。遅れてて、笑』




『そっかー。テレビですごい見るもん笑』



北人『見てくれてるんですか？』



『うん。見るよ？』



北人『そうですか、』




美月さんがみてくれてるんだって思うと


一気になんか緊張した。



北人『なにしてたんですか？』



隣に座ってテーブルを見ると、一枚の紙に



詞が書いてあった。そこには、僕達のグループ名と



それぞれの特徴みたいなのが載っていた。




『あ、見ちゃった？笑』



北人『なんですか、これ。』



『どうしよっかなーー。』



北人『教えてくださいよ！！』



『じゃあ、北人くんだけに秘密ね。』



北人『はい、』



『曲、ランペに提供することになったの。』




北人『え、本当ですか！！』




時間が止まったのかと思った。


いつも聞いてた美月さんに、書いてもらうなんて、



嬉しかった。




それと、2人の秘密も出来て、嬉しかった。

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