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「辞めてください!!」


どこからが聞こえる男の子の声


「うるせぇ!
とっととよこせ!」


その方をむくと、5人ほどの男に囲まれた軟高の制服を着た高校生


…なるほど、カツアゲね


あの制服は…多分どっかの高校


んとに…弱いやつ相手にそんな大勢で…


男らしくねぇな


私はカバンをおおきく振りあげてそいつにぶつける


「グホォッ!」


「なっ、、!てめぇ!」


A「弱いやつ相手に何やってんだい
みっともねぇ
男としての誇りはねぇのか」


「んだとおらァ!」


殴りかかってくる男を次々と殴り飛ばしていく


すると、後ろからの手に気づかずに手を掴まれてしまった


A「チッ
離せよ…!」


「離せって言われて離すバカいねぇなぁ…
さぁ、この落とし前どう付けてもらうかねぇ!!」


「Aちゃん…?」


この声は…!


A「猛くん…!」


相良「ど、どうしたの?」


A「…わかんなぁい…」


相良「わ、分かんない?」


A「うん…
なんで、こんななってるのか、よく、分からないの…」


相良「え、じゃ、じゃぁこいつらは…」


A「知らなぁい…」


相良「知らない…?」


不思議に思ってる猛くん


A「うん…
あ、その子!その子がやっつけたの!」


私は、カツアゲされそうになってた男の子を指さす


相良「お前…弱そうなのに案外喧嘩できんのな」


「いや、ち、違います…!
そこのスケバンが…!」


私を指さそうとする男をキッと睨みつけると、怯えたように僕がやりましたと言った


A「私ぃ…喧嘩とかぁ…怖いからぁ…暴力とかぁ…そーゆうのぉ…無理、だからぁ…だからぁ…」



相良「うん…うんうん」


優しぃく頷きながら聞いてくれる猛くん


もう、好き


A「こーう状況…こわぃぃ…!」


うぇーんと泣き真似をすると、あせあせとし出す猛くん


相良「AちゃんAちゃんAちゃん!泣かない泣かない!泣かないで〜!」


「…んだこれ…」


相良「んだてめぇ!!!
てめぇ…!偉っそうにお前…!いつまでAちゃんの手握ってんだァ!!!
俺だって、俺だって滅多に握る事ねぇんだぞゴラァ!!
何様のつもりだてめぇ!!!」


猛くんの勢いにやられてか、私を掴んでいた男の手の力が緩んだ

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光華(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さい!あと、きおつけてじゃなくて気を付けてですよ! (2020年4月8日 20時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)
ツキウサ(プロフ) - 流さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年12月21日 23時) (レス) id: 8807d579b5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - この話めっちゃ好きです!!相良さん大好き…。更新楽し見にしてます、頑張って下さい!!! (2019年12月21日 23時) (レス) id: 63c3487d07 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ツキウサウナギ | 作成日時:2019年12月19日 0時

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