蒼の炎【呪術廻戦×鬼滅の刃】

２４話 ページ31

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虎杖くんが死んだ日の夜、私は中々眠れなくて気分転換に外で瞑想をしていた。

すると、一瞬だけ、死んだはずの彼の気配を感じた。



『っ、虎杖くん？』



そして、彼と一緒に居たのは、【五条先生】だ。


どういうこと？

虎杖くんは死んだ。

私がこの目で見た。


あの宿儺が死を偽装する訳が無い。


･･･宿儺！

宿儺が何かしらの条件で虎杖くんの心臓を治したとしたら説明がつく。


明日、先生に聞かないと。




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次の日。


『五条先生。二人きりで話したいことがあるんですけど。』

「なになに〜？告白？」

『違いますよ、昨日のことです。』


五条先生は意味が分からないと言うふうに惚けていたけれど、その仕草はどこかぎこちなかった。


空き教室に入り、話を切り出す。


『虎杖くんは生きてますよね。』

「･･･悠仁は死んだよ。」


『＿＿＿＿昨日の夜、五条先生と共に虎杖くんの気配がしました。

どういうことですか。』


五条先生は暫く私をじっと見つめ、そしてお手上げというように両手を上げた。



「悠仁は宿儺の気分で生かされた。これ以上、上の奴らに狙われないように"今は"死んだことにしてる。」


『今度、虎杖くんに会いに行ってもいいですか？』


「いいよ。蒼神は悠仁が生きてること知っちゃったからね〜。」




もしも、呪いがこの世に存在しなければ＿＿＿＿



･･･いや、こんなこと考えなくていい。

今は虎杖くんが生きていたことだけを喜ぼう。







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