水の女神は華麗に舞う9【オリオンの刻印】

414,買い物に行きたいです！ ページ38

美月:「つくしちゃん、杏奈ちゃん！
ちょっとお邪魔していいですか？」

つくし:「あっ、美月ちゃん！どうぞどうぞ！」

つくしちゃんと杏奈ちゃんが通っていいよ、と通路を開けてくれました。

つくし:「ロシアってどんなとこなんだろうね！」

美月:「気になりますなぁ(^^)」


開いていたガイドブックを一度閉じて、これから向かうロシアに思いを馳せる私とつくしちゃん。


杏奈:「ロシアって言っても広いからなんとも言えませんけど、私達が行くカザニは古いお城なんかがある綺麗な街ですよ。」

つくし:「そうなの？テンション上がる〜！」

美月:「待ち遠しいですね！」

つくし:「うんうん(*^^*)」


杏奈ちゃんもガイドブックを開いて行きたい場所、興味のある場所が載っているページに付箋を貼り付けています。


つくし:「買い物とかする時間あるかな！？」

美月:「ありますか！？」

杏奈:「さ、さぁ…どうでしょう(^^;」


目を輝かせながら距離を詰める私とつくしちゃんに、杏奈ちゃんは苦笑しながらも丁寧な言葉で答えました。


ハオ:「買い物、僕も付き合いますよ。」

つくし:「子文くんも行く？やっぱり〜？」

ハオ:「水野さん、それとは別に滞在中に時間ができましたら二人で出かけませんか？///」

美月:「二人でも楽しめるかもしれないけど、皆も誘おうよ！その方がもっと楽しいよ？」

ハオ:「そ、そうですね……( ；∀；)」

つくし:(子文くんドンマイ！)

杏奈:(………(^^;)

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