390,ギリカナン理事長 ページ13
クラリオ:「その上で、オリオン財団に反旗を翻す我々を、この場で引き合わせたというわけか……。」
クラリオさんがそう言い添えると、周りの人達と同じように深刻な表情を浮かべています。
《その通りだよ、クラリオくん》
突然聞こえた老人の声に、驚く私達。
スクリーンの方を振り向くと、画面には鋭い目付きのお爺さんの姿がありました。
光:「ギリカナン、理事長。」
明日:「この人が?」
高級そうな大きなソファーにずっしりと腰を掛けて、画面越しに私達を見据えるのはオリオン財団の理事長である、ギリカナンの姿がありました。
《知っての通り、サッカーにはルールがある。我々オリオン財団が目指すのは、全てがルールで統一された"パーフェクトワールド"。》
美月:「パーフェクトワールド…。」
《そうだ。興味を持ってくれたかい?水野美月。》
ギリカナンは私の方へ視線を向け、目を細めて薄く笑いました。
《どうやら今度は本当の君に……いや、今回はやめておこう。》
その言葉に反応するように、私の瞳は光が無くなったり、元の瞳に戻ったりと忙しなく変化していました。
《君達にもルールに従ってほしいものだ。このまま我々に従わなければ、君たちは全てを失うことになるだろう。》
そう告げたギリカナンはモニター画面を強制的にシャットアウトしたのでした。
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よもぎ - 二人の会話を聞いていたHさんww (2019年9月19日 21時) (レス) id: a93d391e46 (このIDを非表示/違反報告)
skyラビット(プロフ) - 雫(シズク)さん» 教えてくださりありがとうございます!早速見させていただきますね! (2019年5月6日 18時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
雫(シズク) - skyラビットさん» 題名は、オリオンの刻印〜包帯少女〜です。 作品は、1つだけです。 このコメントは、見たら消して頂いて大丈夫です。 (長々なコメントをすみません。) (2019年5月6日 15時) (レス) id: effc3bbfee (このIDを非表示/違反報告)
skyラビット(プロフ) - 雫(シズク)さん» 分かりました!題名を教えてもらっていいですか? (2019年5月6日 15時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
雫(シズク) - skyラビットさん» はい。 作者さん、機会があったら私の作品を読みに来てください。 (宣伝になってしまったら本当にすみません。) (2019年5月6日 15時) (レス) id: effc3bbfee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:skyラビット | 作成日時:2019年4月21日 13時