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さて...ターゲットは俗に言う男の娘が好きなようだ。
取り敢えず、VIPルームへ案内して仲良くなるところまでいった。
ここからどう情報を聞き出すかが勝負だ。
ん?メモしないのかって?
そんなものは必要ない。
この部屋には監視カメラが隠してあり、盗聴器もある。
私以外の4人は、別の部屋でカメラの映像を見ているので、聞き逃しはまず無いだろう。
私も一肌脱ぐか...
「それでねぇ....『ねぇ、ハル様!』」
「あら、どうしたの?ハルでいいのよ?」
『分かった!
ハル...お酒飲も?』
さっきまでは子供っぽく演じていたから、次は幼さを残しながら少しだけ責める。
ターゲットの近くに顔を寄せて、目を細め首を傾げる。
お酒を飲ませて、上手く酔ってくれれば、全てを聞き出せる。
「っ...///
の、飲みましょう。」
これは...効果があるようだな。
この女は恐らく、幼い年下に責められるのが好きなタイプ...
4人の中から選ぶ時、猿谷によると私かカカシかで迷っているように見えたらしい。
カカシは俺様キャラ設定なので、この女はドエムだろう。
又は、強気な俺様が受けなのを見たいドエス...
ま、今ので前者だと確信したけどね。
グビッ...
チュッ
『ん.....』
度数がかなり高いワインを口に含み、強引に口移しで飲ませる。
「んん....///」
ゴクッ
『ぷはぁ....どう?ワインと僕の唾液が絡まって美味しいでしょ?』ニヤッ
「えぇ....とっても...」
そこまで長い時間では無かったのに、もうトロトロだ。
これはすぐに酔ってもらえるね。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「ま....ーーーで、ーーーーーーという....こと.....」
ドサッ
あの後私はターゲットにお酒を飲ませまくって酔わせ、散々情報を聞いた。
寝た....な。
『まぁ、今くらいでいいでしょ。』
ターゲットを横抱きにしてあとの4人がいる部屋へ向かう。
「A、お疲れ様。」
『ん、それよりこの人どうしよう。別にこの人に罪はないから殺すわけにはいかないしねぇ...』
そういうと、桃さんが私からターゲットを受け取りドアの方へ向かって歩き出した。
「こいつは俺が見とくよ。勿論、キャラ作ってな。」ニッ
あぁ、今日も桃さんは素敵だ←
「ありがとうございます、珀人さん。僕達は先に着替えて報告だけしてきます。」
猿谷と雉原は帰り、部屋には私とカカシだけになった。
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あゆな(プロフ) - この作品好きです!!頑張ってください! あと、アンケートは、1がいいです!! (2018年3月29日 14時) (レス) id: df7e7f04a9 (このIDを非表示/違反報告)
RIG(プロフ) - 作品とても良かったです、夢主ちゃんのSっ気が言いd('e')b、アンケートは、1がいいです。 (2018年3月29日 2時) (レス) id: 0808126aee (このIDを非表示/違反報告)
snow - アンケートは1でお願いします! (2018年3月25日 21時) (レス) id: 575c0714d7 (このIDを非表示/違反報告)
神鬼寺 白姫(プロフ) - 作品、とても面白かったです。アンケートは1がいいです!これからも頑張ってください! (2018年3月21日 23時) (レス) id: 53f9303951 (このIDを非表示/違反報告)
桜野 - 作品読ませて頂きました。とても面白かったです!私は1が良いです! (2018年3月21日 21時) (レス) id: d92671e113 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かんみ x他1人 | 作成日時:2018年2月17日 0時