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カカシside


つい先程、A達が部屋を出ていった。


どうやら2人きりで話をしたいらしい。


Aに何もなければいいが...





ドクンッ


.....!?

なんだ...この感じ...

身体が徐々に熱くなる。身体が痺れていく感覚があった。


「ッ.....はぁ.....」


背もたれにもたれ掛かり、楽な体制になったのに、治まるどころかどんどん悪化している気がする。


バンッ


突然ドアが開き、そこには血相を変えたAがいた。


ーーーーーーーーーーーーーーー


『カカシ!!』


部屋のドアを開けると、中にはカカシが真っ赤な顔で肩で息をしていた。

今、部屋には私達2人以外の人はいない。

急いで扉の鍵を閉めて、カカシの元へ駆け寄った。


『大丈夫!...じゃないのは分かってるけど、今どういう気分?』


「....なんか...熱くて身体がビリビリするっ......」


やっぱりあいつが薬を入れた方の紅茶は、カカシが飲んでしまったのか...

「敏感になる薬」と言われれば大体察しがつくが、もしそれじゃなかった場合...



テーブルにおいてある紅茶の匂いを嗅ぐ。

....あぁ、やっぱり思っていたものだ。

しかも、全く薄めずに原液を入れやがったな。


ん?なんで分かるかって?

私は犬神の血が入ってるからね。鼻はいい方なんだよ。


『ん、とりあえず今すぐにここを出よう。動くことは出来る?』


恐らく、すぐに追われる。カカシが動けないとして、彼を庇いながら戦うのは正直きつい。

しかも、この薬に特効薬なんてものはなく、自然と治まるのを待つしかない。

量にもよるが、少なくとも半日は治まらないだろう。


「無理....」


はぁ、えrい←
...じゃなくて!!!!


動けないとなった今、私が出来ることは...


ヒョイッ


『ごめん、急いで出るから声は抑えて。』


「A!?」





そう、彼を抱えてこの城から出ること。




この後はもう必死だった。

成人男性を抱えながら追手を避けて廊下をダッシュ。

そして、カカシさんの必死に抑える声を耳元で聞いて、鼻血が出そうなのを堪える。




数分後、何とか城から離れて車に乗りこみ、家へ帰ることが出来た。




ーーーーーーーーーーーーーーー


推しキャラの画像見たとき、皆さんはどう喜びますか?



発狂するタイプもいるらしいですが...



私は「ッッッッ......///」って、声にならない叫び声を上げます。

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あゆな(プロフ) - この作品好きです!!頑張ってください! あと、アンケートは、1がいいです!! (2018年3月29日 14時) (レス) id: df7e7f04a9 (このIDを非表示/違反報告)
RIG(プロフ) - 作品とても良かったです、夢主ちゃんのSっ気が言いd('e')b、アンケートは、1がいいです。 (2018年3月29日 2時) (レス) id: 0808126aee (このIDを非表示/違反報告)
snow - アンケートは1でお願いします! (2018年3月25日 21時) (レス) id: 575c0714d7 (このIDを非表示/違反報告)
神鬼寺 白姫(プロフ) - 作品、とても面白かったです。アンケートは1がいいです!これからも頑張ってください! (2018年3月21日 23時) (レス) id: 53f9303951 (このIDを非表示/違反報告)
桜野 - 作品読ませて頂きました。とても面白かったです!私は1が良いです! (2018年3月21日 21時) (レス) id: d92671e113 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かんみ x他1人 | 作成日時:2018年2月17日 0時

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