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O「飲んでる？」
努めて平静を装って、そんな風に聞いたけど。
『飲んでますよー』
って、いつも以上にふわふわした感じのAちゃんが可愛すぎて、もうヤバい…
O「なに飲んでんの？」
『カルピスサワーです』
飲む酒まで可愛いのかよ…って、自分でも何言ってんだ、おれって感じだけど。
O「甘いやつだ。かわえーな、Aちゃんは」
もう、ついつい口から漏れるよね、本音が。
いつかの松潤みたいに、頭をポンポンと撫でてみたけど。
恥ずかしっ！
なんだ、これ。恥ずかし過ぎる…
そんな恥ずかしさを誤魔化すために、Aちゃんのカルピスサワーを1口飲んだ。
O「あま。でも、美味いな」
ってよく考えたらこれ、関節ちゅーじゃね？って、思春期男子かってことを考えて、また恥ずかしくなった。
でも、Aちゃんはそんなこと気にもとめない様子で『部長はなに飲んでるんですか？』って聞いてきた。
ドキドキしてんのおれだけじゃんって、ちょっと凹む。
O「ん？焼酎。飲む？」
『いや、いらないです。絶対、一口で酔っちゃうもん』
“もん”って…ホント勘弁して。
O「飲め飲めーー。酔ってもいいよー、おれ、責任持って連れて帰るし」
気づくとそんなことを口走っていて。
そんなおれに乗せられて、じゃんじゃん飲むAちゃんは、そんなAちゃんを見て楽しくなった相葉ちゃんとはしゃぎ始めた。
お開きになって、Aちゃんの手を取り店を出ると松潤が「俺、送るよ」って言うもんだからさ。
なーんかイラついちゃって。
O「いや、大丈夫」
って、自分でもビックリなくらいの冷たい声が出た。
まぁ、そんなんで怯む男じゃねーよな、松潤は。
M「なんで？大野さんも結構ヘロヘロじゃん」
そう言って、俺が繋いでる方の反対の手を取った。
でもその時、Aちゃんが『ぶちょうとかえる』って、その手を振りほどいた。
もう、ほんとなんなの…この子。
まじで可愛すぎるんだけど。
O「じゃ、そういうことで」
嬉しさを隠しきれないおれは、早く2人になりたくて急いでタクシーに乗り込んだ。
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ゆん(プロフ) - 一気に読みました！4人の中で揺れる主人公ちゃん、どうなっていくんだろうと思いながら読ませていただきました！翔くんの強引さにキュンとしつつ、恋が実ってよかったなーと思いました！ありがとうございました！ (2019年8月23日 18時) (
レス) id: a0f49605fb (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - さとあすさん» いつもありがとうございます！なんとか完結させられましたー！ショックは妄想で癒しましょう！お互いに(;_;)あちらのお話、今だ手を付けられずですが…頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年9月24日 22時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - Fu--chanさん» 初めまして！コメントありがとうございます。そして、お返事遅くなりました(;_;)楽しんで頂けたみたいでとても嬉しいです！またオマケも楽しんで下さいませ。 (2018年9月24日 22時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - けいさん» ありがとうございました！お返事遅くなりました(^^;;皆様のお陰で無事に完結を迎えられて、オマケまで書くことができてます♪再びお付き合い頂けたら嬉しいです！ (2018年9月24日 22時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
さとあす(プロフ) - ハルノさん、完結おめでとうございます。五人に好意を持たれて揺れ動くお話、何度も何度もニヤけさせていただきました。春のにのショックから夏の磁石ダブルパンチでKO寸前でしたが夢を読みながら長い夏休みを乗り越えられました。あちらのお話もまた楽しみにしています (2018年8月30日 23時) (レス) id: a0ae5a4b08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haruno*
| 作成日時：2018年8月16日 21時
