【刀剣乱舞】主が大好きすぎるまんばちゃんの話【山姥切国広】

二十日目 ページ21

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可愛い可愛いまんばちゃん。

犬みたいだと思う私は、可笑しくはないと思う。


故に、まんばちゃんに獣耳があっても違和感はない。




「か、可愛い！」


「これは、主がするものだろう！」




近々仲のいい審神者で集まることになり、普通ではつまらないと大和国の審神者さんが「コスプレしよう」と言い出したことが始まりだった。



その人は現世でもコスプレをしていたらしく、お古の猫耳メイド服をもらったのだ。



試しに着けてみたけれど、私は恥ずかしくて5秒でダウン。しかも、つけた瞬間にまんばちゃんに抱きつかれるものだから、色んな意味で死に近づいた。




そこでまんばちゃんに着けてみた。




その結果、予想以上に似合っていたのでスマホのカメラで連写することに。




「ふざけるな」



とか言うまんばちゃんは、顔が真っ赤で可愛らしい。




「まんばちゃんは……嫌？」



でももう少し見ていたい私は、涙目プラス上目遣いでお願いしてみた。


一緒に過ごしてきた半年間で、まんばちゃんの弱点はわかってきた。


まんばちゃんは優しいから、強く頼まれれば断れないのだ。




「いやっ……ではない」


「本当！？ ありがとう！」




それを良いことに私は写真を撮りまくる。こんな主でごめんよ……。








それから私はお言葉に甘えまんばちゃんを数時間撫で回しました。まんばちゃんも桜が舞ってました、まる




────────【おまけ】


「お、来た来た。……って、渡した猫耳メイド服は？」


「あれは恥ずかしいから。まんばちゃんの格好してみたんだ！ お揃いだよ。似合ってる？」


「そりゃあ、似合ってるけど。帰ったらすぐに脱いだ方がいいよ。お宅の山姥切、めっちゃ肩震わせて嬉しがってるから何されるか分からないもん」




想像してください。まんばちゃんの猫耳を。

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