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『..副長は好きな人とかいるんですか?』









遠い昔に貴方に聞いた問い。









『あ..、?...そんなの知ってどうすんだ、』









『興味本位ですよ、興味本位。それで、いるんですか?いないんですか?』









興味本位、だなんてそんなのは建前だ。私は、貴方を知りたかった。









彼は私を一瞬チラリと見たかと思えば、すぐに目をそらして背を向ける。









『...知らね、自分で考えろ。』









『え、なんですかそれ。ちょっと待ってくださいよ、副長!__』









スタスタと早足で歩く彼の後ろを追いかける。彼の耳はなぜかほんのり赤く染まっていた。









私は少しでも貴方の側にいたくて、一緒に笑っていたくて、









...けど、そんな日々は長くは続かなかった__執筆状態:完結

















































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作者名:アスミ | 作成日時:2019年9月11日 22時

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