vol.3 ページ4
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「コレならやるよ」
ん、と渡されたいちごミルクの缶。
まぁいいやコレで、と妥協して口をつける。
「・・・間接キス、だな」
「・・・!、ゲホッ!」
ニヤリ、したり顔でいう先生。
ぜ、全然そんなの意識してなかった・・・。
「あれ〜?顔赤ェけど桜城意外とピュア?」
「・・・うるっさい」
「へー、可愛いとこあんじゃねーか」
仕方ないじゃないか、こちとら男性経験ゼロなんだから。
手の甲で唇を押さえたまま、先生を睨む。
「あのねー、睨んでも怖くないからね」
悔しい。
子供扱いされるのが、すごく嫌。
「まーまーそんな怒んなや。
いちごミルクくれェならまた買ってやるよ」
「じゃあスタバでお願いします」
「え、俺もスタバが良い」
そんなのずりィぞ、と小言を言われるけど元々平等じゃないし。
今度スタバ奢ってもらおう、とガッツポーズを決めて、教室に戻った。
「あれ、Aいちごミルク好きだったアルカ?」
「・・・最悪。思い出した」
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ぴえん - えーっ良いところなのに更新停止なんて! (2020年9月29日 19時) (レス) id: 33d74645c1 (このIDを非表示/違反報告)
もこす - もしや作者様レドベル知ってますか? (2019年10月12日 12時) (レス) id: fb5dff43fb (このIDを非表示/違反報告)
夕焼け(プロフ) - 頑張ってください!更新楽しみにしてます! (2018年7月18日 19時) (レス) id: 41489a1304 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あぐり | 作成日時:2018年7月5日 21時