[弱]婚約否定権【赤司征十郎】

無防備危険１ ページ15

・
Aside








『ただいま…』

｢おかえりなさいませ､A様｣







帰ったらメイドさんが1人居た
私の専用メイドさんだ

いつもは居ないから少しびっくりした









『えと…』

｢あ､申し訳ございません。

今日は征十郎様の帰りが遅くなるとの事です。

A様の身に何かあっては
私､生きる意味がなくなってしまいますので
ご一緒させていただきます｣








生きる意味…って…
そんなにだったんだ…←

まあメイドさんが居てくれた方が心強いけどね









『分かった､ご飯も3人分作った方がいいかな？』

｢そっ､そんな！
A様､今日くらいはお休みになられてください
私がお作り致しますので｣

『…じゃあ…任せる』








自室にいる､と言って
二人の部屋に戻った

え？…征十郎さんとのだよ


て言うか帰りが遅くなるって
何かあったのかな？

部活とか？確かバスケ部だったよね
早く見てみたい…実際のバスケ

きっと人気だろうな…
って何考えてるんだ私！？！？


ぼふっとベッドに倒れ込むと
微かに征十郎さんの香りがした

何ていうか､落ち着く匂い








『ん〜……』








やばい…眠いや。

ここで寝てはだめだ､と耐えようとしたけど








『…〜』








簡単に寝てしまった



君の香りに包まれて。


・

無防備危険２→←君のタオル２

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す