第4話~家庭事情~ ページ5
赤司くんと別れて、私は家に入った。
A「ただいまー」
執事・メイド「お帰りなさいませA様!」
メイド「A様。旦那様がお呼びです。」
A「お父さんが?......わかった。ありがとう桜(さくら)さん。」
コンコン
A 「お父さん。Aです。」
A父「Aか。入りなさい。」
A「失礼します。」
A父「A。バスケ部に入ったそうだな。」
A「はい。」
A父「バスケに関わるなと言ったはずだが。」
A「申し訳ありません。」
A父「まぁいい。部活を続ける限り勝ち続けなさい。勝利は当然。負けは論外だ。くれぐれも芹沢家の名に泥は塗るな。」
A「はい。お父さん...」
いつからだろう。お父さんが厳格になってしまったのは....
お父さんは元々優しく、穏やかな性格だった。
お母さんは、天才バスケットプレイヤーだった。
お母さんもキセキの世代と同等のプレイヤーだったため、好敵手が出来ずバスケを嫌いになりかけていた。
そんな時ある男性がお母さんに声を掛けた。
??「成宮ソナタ(なるみやそなた)さん。僕と一緒にバスケットボール界を変えてほしい。」
ソナタ「貴方は?」
??「僕は芹沢樹(せりざわいつき)だ。」
それがお父さんとお母さんの出会いだった。
そしてとうとうお母さんは自らの才能を磨き、世界最強のバスケットプレイヤーになった。
喜びもつかの間引退と同時にお母さんは難病にかかってしまった。
お母さんが亡くなったのは私が10歳のときだった。しかも私の誕生日12月24日に。
この時からお父さんは変わってしまったーーーーーー
48人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りの(プロフ) - 名無しさん» 本当ですか!?ありがとうございます!これから更新頑張ります!! (2016年10月18日 20時) (レス) id: 779c9dfa6b (このIDを非表示/違反報告)
名無し - すっごくおもしろいです!これからも更新頑張って下さい!応援してます! (2016年10月17日 20時) (レス) id: 4ff5e4877c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りの | 作成日時:2016年9月25日 12時