轢くぞ。【黒子のバスケ】 (ページ36)

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まさかの復縁。ページ36

Aside

明梨「ちょっと宮地！？なんであたしじゃなくてこいつの心配してんの！？」

そう言って私の足を蹴る明梨先輩。

A「…っ、」

痛くて顔をしかめても、宮地先輩は気づいてくれない。

宮地「…お前、なにもないじゃん。

結局騙してたんだろ…？

A…ごめん、信じてやれなくて。

これからは信じるからさ、また、お前の笑顔、俺だけに見せてくれよ…！」

そう言った宮地先輩の目から涙が溢れてて。

私も、嬉しくて泣きそうだった。

明梨「…は！？宮地、なに言ってんの！？」

宮地「…っせーなてめ…俺の女に手ぇ出すな、つってんだよ轢くぞ！！！」

その言葉を聞いた途端、私の目からは涙が溢れた。

だって、私はあんなひどいことしたのに、宮地先輩はまだ私のこと、彼女だ、って思ってくれてた…

そのことが、嬉しくて嬉しくて…

明梨「…あたしだって、宮地のこと、好きなのに…もう知らないっ！！」

横を去ってく明梨先輩も涙を流してて、私は少しスッキリした。

A「ヘブシッ」

宮地「…www」

A「ひどっ、清志先輩ひどっ！クシュッ」

宮地「…冬に水かけるとか、どんな神経してんだあいつ。埋めんぞ」

A「あはは、私は大丈夫。

…ねえ清志くん」

そう言った私は清志くんの耳元に近づいて、

A「好きだよ」

そう言って、清志くんのほっぺに軽くキスした。

そしたら、

宮地「…っ///ずりいぞAっ///」

そう言った清志くんがお返しでほっぺに軽くキスしてきて。

もう、幸せです。