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バカな自分。 ページ35
宮地side
くそっ、くそっ…!!
バカか俺は…!
なんであいつを信じてやれなかった!?
さっきの会話聞いてたろ!!
でも心の隅ではもしかしたら、って気持ちがあった。結果これだよ!
宮地「…Aっ!」
びしょ濡れのAを見て、近くに駆け寄る。
A「…宮地、先輩…」
…っ、
A…
ああそうか。
別れたん、だっけ、俺たち…
じゃあ…
またあの笑顔で…
“清志先輩”って呼んでくれることは…
明梨「ちょっと宮地!?なんであたしじゃなくてこいつの心配してんの!?」
そう言ってAの足を蹴る明梨。
それで顔をしかめるA。
見えてる。全部見えてんだよ…!
宮地「…お前、なにもないじゃん。
結局騙してたんだろ…?
A…ごめん、信じてやれなくて。
これからは信じるからさ、また、お前の笑顔、俺だけに見せてくれよ…!」
そう言った俺の目からは、なんでか涙が溢れてきた。
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作者名:カナリア | 作者ホームページ:http://ALICESKY♪
作成日時:2015年12月30日 13時