轢くぞ。【黒子のバスケ】

救いたい気持ち。 ページ25

緑間side


姫咲さんが危ない状態で、



泣いて話す高尾と、



絶望といった顔の宮地さん。


俺は、そんな状況に飲み込まれそうになって、


咄嗟にその場を去った。



そして、



緑間「…もしもし、救急です。



はい。



すぐです。すぐお願いします！」



相棒や先輩が泣いているのを見て、



姫咲さんをなんとしてでも助けようと思った。



…ああ、今日のさそり座のラッキーアイテムは小説だったか。



付き添いでついていくのはもちろん宮地さんだろう。



宮地さんに渡しておくのだよ。

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