空虚な少女 2【NARUTO】

ヨンジュウロク ページ7

「え〜。なんでだってばよ！いるんだろ！」




「アンタねぇ…いい加減にしなさいよ」




「…このウスラトンカチ」





「なっ…！」













うちはサスケの言い分に、ぐうの音も出ないうずまきナルトはサスケにとってかかろうとするが、それは春野サクラによって阻止される。












このバカナルト！

いっつもいっつもサスケくんに突っかかるんだから！















私達は、火影室の前でいつも通りの私達を
繰り広げていた。







火影室の前にいる理由は明白だ。

















"Aの場所はじーちゃんが知ってる！"















ナルトの提案に、絶対に失敗するとわかっていながらも、二人は賛同して付いてきてしまったのだ。










私達がナルトの提案に乗るほど
Aは見かけず、気配を消した。











少しの手がかりでも、と一か八かかけてみたのである。


しかし、その手がかりとやらには、届かなかった。
















「こんなとこで何してんの？君達」


「あっ、カカシ先生！」
















三人が立ち騒いでいるところに
よっ、と手を挙げながら
現れたのは、はたけカカシだった。

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