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7話 ページ9

『あぁぁあ、絶対落ちたぁぁあ!』

「そうか?俺は結構いい試合やったと思う」

『坂田さん、いつまで私と一緒にいるつもりですか?』

「え?ずっと♡」

『うわきも』


私がそう冷たく言い放つと、坂田さんはしゅんと犬みたいに落ち込んだ。

私達は模擬戦が全て終わり、最初にいた場所に集まっていた。Bチームの方が先に終わっていたらしく、先に広場にいた。Aチームも少しあとに来た。若干Aチームの人、顔死んでるけど、一体何が……。


「さて、早速結果発表と行こう。まずまふお殿、お願いします」

「はいはいwじゃあまずAチームね。合格者は天月、それと悟。以上の二人です。次、そらるさんお願いします」

「これで寝れる……。えっと、Bチーム、センラ、佳代。以上の二人。あとうらたくん頼んだ。ふぁ……」

「分かりましたよ、全く……。Cチーム合格者、坂田、Aの二人だ!」

『…………っへ?』

「ぶっはwwwなんちゅうマヌケな声出しとんねんwww」

『今、私の名前、呼ばれました?』

「うん、呼ばれたねぇ」


私の顔、今絶対キモい。嬉しすぎて顔ニヤけてるよ、絶対!


「納得いかねぇ……!」

「?」

「納得いかねぇって言ってんだよ!!!」


突如声を荒げる者がいた。最初の時に、うらたぬきさんに質問をしていた人だった。どうやら名前を呼ばれなかったらしい。


「何が納得いかないんだよ?」


威圧的にうらたぬきさんが言う。


「この試験、どう考えたって不公平だろうが!Aチームだけあんなハードでよぉ!BとCのやつらはこんな涼しい顔してんのに!どうせBとCの方が簡単で受かりやすかったんだろ!!?」

「試験内容も、採点基準も、どのチームも一緒だ。Aだけ違うなんて事はない」

「だったら、なんで俺が受かんねぇんだよ!こんな奴らが受かるってのによぉ!!」


あぁ、ありゃダメだな。うん。完全に感情に身を任せるタイプだ。ああいうタイプはいざという時焦って失敗するだろう。


「お前n「ちょっと待って下さい」


うらたぬきさんが男を殴る勢いで飛び出しそうなのを、止めた人物が一人いた。私と坂田さんはそちらへと目を向ける。

そこには、坂田さんにも負けないほど目立つ、金髪の青年がニコリと張り付いたような笑みを浮かべて立っていた。









「センラ……」

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神谷朱里(プロフ) - いちごさん» "こん"です!長細い棒だと思っていただければ大丈夫ですよ! (2019年6月16日 8時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 天月の武器の漢字どうやって読むんですか? (2019年6月16日 3時) (レス) id: 6c34888bc6 (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - はい!!よろしくお願いします!!(^.^)(-.-)(__) (2019年3月11日 15時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - これからもよろしくお願いしますね! (2019年3月10日 23時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - 初投稿だったんですか!!とてもそのように見えなくて驚きました!!更新が遅いのはしょうがないですよ!色々用事もあると思うので! (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱里 | 作成日時:2019年3月5日 9時

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