【薄桜鬼】私立薄桜保育園へようこそ！

朝は読み聞かせから ページ5

朝のご挨拶が終わった後は読書タイム。薄桜保育園では、毎朝1時間本を読む時間を設けています。これは、園長である近藤さんが本が好きだから…だそうです。


沖田:ぼく、これよむー！

斎藤:おれも、それがいい…

藤堂:おれも！なー、しんぱっつぁんよんで！

永倉:お、いいぜ！よし総司、貸してみろ！

沖田:やだよ、ぼくじぶんでよめるもん。へーすけ、ほんならぼくよんであげる

藤堂:え、まじで！じゃあそうじよんで！

斎藤:はやく…！

永倉:がーん…


何故雪組の子達がいるのか、不思議に思った方もいると思います。実はうちの園は年上、年下の子達と関わる時間を設ける為、教室が動かせる仕切りで出来てるんです。つまり、さっきまで隣だと思っていた雪組と桜組が仕切りを外す[動かす]ことによって大きな教室にすることが出来るんです。[ちなみに3歳児はこの時間外で遊んでます]


女子園児:せんせー、これよんで〜

女子園児:しらゆきひめ、よんでー！

女子園児:えー、わたしシンデレラがいいー！

貴方:フフッ、順番に読んであげるからね。最初は白雪姫にしようか。ニコ

女子園児:やったぁ！みんなー、実希先生がしらゆきひめよんでくれるってー！

土方:おんなばっかり…[拗ねてる]

原田:なぁなぁせんせ、つぎはおれたちのほんもよんでくれよ

貴方:うん、分かった。待っててね。ニコ


ここの園の子達は皆本が大好き。それは、教える立場である私達にとっては嬉しいこと。まぁ、沢山本を読んだ子には園長からご褒美がある…と言うのが、影響してるんだろうけど…。[総司君なんかは特に…]


貴方:さぁ、じゃあ白雪姫を始めるよ〜。白雪姫に出てくる人は、誰かな〜？

園児:おひめさまー！

園児:まじょもいるよー！

園児:こびともいるー！

風間:なにをいうか！かりうどもいるであろう！

貴方:皆よく知ってるねー！それじゃあ、白雪姫を呼んでみよっか、せーの？

園児達:しらゆきひめー！

貴方:[裏声]はぁ〜い！


そう言って私は本のページを開く。こんな風にして子供たちを本の世界に入り込ませてあげることも大事。子供たちはじっとすることが苦手ですから、途中で飽きないようにしてあげることが大事なんです。


貴方:昔、ある所にとても美しい王女様がいました…。


さぁ、楽しい読書の時間の始まりですよ！

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