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独歩視点


「終わったぁ〜!」

『おつかれ』


あれから1時間

達成感いっぱいの顔で伸びをする成海さん

実は彼女が席を外した時に少し資料を抜いて

俺が多めにやったんだけど…まあ、内緒ってことで。


「本当にありがとうございます、観音坂さん…!なにかお礼をさせてください」

『いいよ、気にすんなって』

「でも…」


申し訳なさそうに眉を下げる姿に

なんだかこっちまで申し訳ない。


だけど俺だって女性と関わる機会が少ないせいか

なんて返すのが正解かもわからない。

こんな時ホストモードの一二三ならなんとか出来るのか…

いや、普通の人ならいい答えを見つけられるのか…俺が根暗で人との関わりが少ないから…

こういうことを聴ける友達がいないから…俺のせい…



「あ、そうだ!」

『?』

「今からご飯どうですか?奢ります!」



今なんて言った?後輩の?5個下の女性社員が?

俺を外食に誘っている…?

いやまさかそんなこと…聞き間違いかな


「あ、これからだと予定ありますか…?では明日にでも…!」


聞き間違いなんかじゃなかった。

不安そうに俺を見る姿に、早く答えを出せと

脳が俺に忙しなく命令する。


『暇、だけど…奢りはなしで!ちゃんと払う!いやむしろ俺が奢るよ』

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設定タグ:ヒプノシスマイク , 観音坂独歩   
作品ジャンル:恋愛
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ひな(プロフ) - long inさん» わわ、コメントありがとうございます(´;ω;`)自分でもまだ展開を探りながら書いているので不安もありますが頑張って書きますね…! (2018年7月20日 0時) (レス) id: c1d9bce49d (このIDを非表示/違反報告)
long in(プロフ) - 主人公ちゃんの愛されキャラ感と独歩先輩の慣れてない感じがすっごく可愛くてキュンキュンしました!これから独歩先輩が彼女に対してどうなっていくのか気になります(〃ω〃) (2018年7月19日 22時) (レス) id: 66cfd8707b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひな | 作成日時:2018年7月18日 0時

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