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独歩視点
「あ、観音坂さん!」
待ち合わせた店のテーブルから手を振る姿に
少しドキマギしつつ手を振り返す
昨日の夜
考え込みすぎたせいで今日の仕事はなかなか手につかなかった
彼女に気持ちを持ってはいけない。
ダメだダメだとブレーキをかけるほど
頭に蘇るのはふんわり微笑む姿だった。
『観音坂さん、何頼みますか?』
「そうだな…俺はあまりこういう店に来ないから…」
待ち合わせた店は彼女のオススメだというイタリアンの店
内装もオシャレな雰囲気で
案の定店内は女子会をするOLとカップルで賑わっていた。
自分の場違い感に心がやられる…
「成海さんのオススメとか、ある?」
『うーん、そうですねぇ…』
メニューと真剣に向き合う姿に
気づけば見入る自分がいる
『これ、どうですか?和風パスタなんですけど、さっぱりしてて美味しいですよ』
「あぁ、じゃあそれで」
『私はどれにしようかな〜♪』
可愛い、愛らしい
どうして君はそんなに……
そんなに笑ってこっちを見ないでくれ
ダメなんだ……
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ひな(プロフ) - long inさん» わわ、コメントありがとうございます(´;ω;`)自分でもまだ展開を探りながら書いているので不安もありますが頑張って書きますね…! (2018年7月20日 0時) (レス) id: c1d9bce49d (このIDを非表示/違反報告)
long in(プロフ) - 主人公ちゃんの愛されキャラ感と独歩先輩の慣れてない感じがすっごく可愛くてキュンキュンしました!これから独歩先輩が彼女に対してどうなっていくのか気になります(〃ω〃) (2018年7月19日 22時) (レス) id: 66cfd8707b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2018年7月18日 0時