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A視点


ギリギリまで断ろうとしたが

結局先生に家まで送っていただいた。



『ほんと、ありがとうございます』


お礼を言うと優しく微笑んでくれる先生

安定の安心感に胸をなでおろした。



「君も色々大変だろうが、無理にならない程度に頑張りなさい」

『?はい…』


意味深な助言を残してこの場を離れた先生

先生と歩いたあいだに酔いはかなり覚めたようだった





シャワーを浴びたところで

観音坂さんにしっかりお礼を言っていないことを思い出しスマホを出した

けどすぐにしまう



『連絡先聞き忘れた…』


何から何まで最悪だ。

今日は観音坂さんにお世話になりすぎたのに

お礼をする手段すら絶たれた


明日直接言おう…


ぼんやりした頭のまま、気づけば眠りについていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

目を覚ますと午前6時半

いつもより少し早いが、朝をゆっくり過ごすのもたまにはありか、なんて思いコーヒーをいれた



ふと空いた窓からタバコの匂い


こんな朝から吸って気持ち悪くならないのかと

心でそっとツッコミを入れた。


そしてふんわり蘇る昨日の出来事。

肩を寄せられた瞬間の観音坂さんの香りが脳裏をよぎり

なんだか恥ずかしくなった。


『…思ったよりも男らしかった…な……』


顔に熱が集まる


あぁ、今日、いつもの顔で会えるかなぁ…

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設定タグ:ヒプノシスマイク , 観音坂独歩   
作品ジャンル:恋愛
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ひな(プロフ) - long inさん» わわ、コメントありがとうございます(´;ω;`)自分でもまだ展開を探りながら書いているので不安もありますが頑張って書きますね…! (2018年7月20日 0時) (レス) id: c1d9bce49d (このIDを非表示/違反報告)
long in(プロフ) - 主人公ちゃんの愛されキャラ感と独歩先輩の慣れてない感じがすっごく可愛くてキュンキュンしました!これから独歩先輩が彼女に対してどうなっていくのか気になります(〃ω〃) (2018年7月19日 22時) (レス) id: 66cfd8707b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひな | 作成日時:2018年7月18日 0時

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