好感度13 ページ15
「断る」
よく通った声で拒否される
まぁ、そうだよね分かってたよ
そんな奇跡が起きてOKしてくれるなんて1mmも思ってなかったよだってnowで好感度3%だもんね
「そんな事をして僕に1mmも得がないじゃあないか」
まぁそうだよね私も自分に利益がないんなら
手の内を明かすような真似しないしな
個人的に納得していると
「ならAに教える日は１食タダで食わしてやる」そう言い放つマスター
「！？……」一瞬大きく反応したがすぐに表情を戻す
「どうだァ悪くない話だろ〜」と煽る
少しの間沈黙が続いたが
「…、分かったいいだろ」とディオが承諾する
それを聞きマスターの口角がﾆｯと上がり
「なら今から教えてやってくれよ」
『でも私仕事が…』
「昼休憩さ昼食を取りながら教えて貰え」と言われるこの人に”拒否”と言う選択肢はないようだ
教えてもらうために近くの席に移動すると顔を引きつらせ私を見る
私には営業スマイルなしですかと思っていたら
マスターがチェス盤を持ってきてくれ「何食う？」と私達に聞く
「俺はさっき食べたからもういい」
「そう？Aはー」と聞かれ
『なら、さっきこの人が頼んだのと同じので！』と言うと
心の底から、真似するなとでも言いたげな目
言葉よりも無言のほうが傷ついたりするんだぜディオくん、だから目で訴えかけるのやめてもらっていいかしら
そんな事を思ってもディオに届くはずもなく
私は嫌味ったらしく無言で笑顔を向ける
ここにきて多分1番の笑顔で
もしこれがアニメなら私の周りにｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｯて文字が飛び散って目の周り黒いと思う
それから少しの間睨み合っていたら
「何してんだお前ら」とマスターが料理を運んでくる
「チェスは教えてもらったのかA？」と料理を置いた際に聞かれる
『まだです』と答えると
「今から教えるところだったんです」とディオが言い
「どれだけこのゲームを知っている？」と私に質問する
『え、名前だけ』そう答えると
「は？」っと返される
「いまお前、えっ……、」と困惑した様子
『見た目とかは分かるよ！』とドヤ顔で言うと頭を抱えるディオ
「チェス知らねぇのか、」とマスターもあんぐりと口を開ける
そう”チェス”はこの時代の英国では貴族から庶民全ての人間が平等に遊べるゲームだと誰もが知る有名な遊びの1つだったのだ(妄想です)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 152人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ツバキ(プロフ) - 面白すぎて一気見ました！！最高です更新楽しみにしてます！ (9月11日 15時) (
レス) @page43 id: 340cc653a8 (このIDを非表示/違反報告)
まぁー。(プロフ) - 光と慈雨さん» ありがとうございます！面白いと思っていただけるような投稿ができるようこれからも頑張ります！ (2023年4月18日 19時) (レス) id: f48dd5a31d (このIDを非表示/違反報告)
光と慈雨(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！応援してます！ (2023年4月16日 23時) (レス) id: 6671bb5b60 (このIDを非表示/違反報告)
まぁー。(プロフ) - いわしさん» すみません教えて頂きありがとうございます！バグで非表示になっており公開されていませんでした！これからも地道にですが投稿していくのでよろしくお願いします!! (2023年4月12日 0時) (レス) id: f48dd5a31d (このIDを非表示/違反報告)
いわし - 投稿とても楽しみにしています！もしかしたら余計な事かもしれませんが31話が抜けているような気がします！勘違いかもしれませんが、一応言っておきます、とても面白いです！ (2023年4月12日 0時) (レス) @page36 id: 0c2a0a648e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まぁー。 | 作成日時：2023年3月12日 9時
