【ヒプマイ】easyRの妹は愛されています (ページ5)

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3話乱数 side ページ5

乱数 side

一郎｢あ、そ、そうっすよね！…俺は山田一郎。歳は17だ、よろしくな｣

Aの笑顔にしどろもどろになりながら答える一郎に内心不快感を覚える

左馬刻｢俺様は碧棺左馬刻、歳は23…そんで…｣

乱数｢そこで酔いつぶれてんのが神宮寺寂雷！歳は33だよ！今は寝てるから大丈夫だけど、お酒飲んだら凶暴化するから注意してね！｣

『そ、そうなんだ…？じゃあ、また改めて挨拶しないとね……あっ』

一郎･左馬刻｢？｣

ぐっすり寝てる寂雷にふわりと微笑んだAが一郎と左馬刻の方にくるりと向きを変える

『えっと、お2人のことは一郎さん、左馬刻さんと呼んでもいいですか…？』

一郎｢！ああ、もちろんだ｣

左馬刻｢好きなように呼べ｣

『ﾊﾟｱｱ！(や、やった…！)』

2人がそう言ってくれて嬉しそうにしているA、本当可愛いなぁ

乱数｢(ていうか左馬刻があんなに簡単に下の名前で呼ぶことを許すなんてね〜)｣

と少しモヤモヤしていたら

『私のことも好きに呼んでくださいっ乱数の妹として、これからよろしくお願いしますﾆｺ』

一郎･左馬刻｢！…おう…///｣

満面の笑みでそういったAに対して、2人が顔を赤くしてるのを僕は見逃さなかった

乱数｢ﾁｯ(あ〜あ、これだから隠してたのに)｣

と気づいたら小さく舌打ちが漏れていた

ま、Aが嬉しそうだから別にいっか…