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171話 ページ12

1.大きな声でゆっくりと









朔間くんが、何かを歌い始める。ほとんど言葉になっていない、テキトーな歌。









こんなグチャグチャな音を誰が聞くか!というように、観客からはブーイングが飛ぶ。歌声よりも、はるかに大きな。









2.ジェスチャーやハンドサインを取り入れて









飛んできた卵を傘で回し、チラリ。と後ろを見る。









流し目で観客の視線を誘導し、ギターをかまえた大神くんへ移す。









プロ並、とは言えないが、確かなギター捌き。ほぉ…と、関心する人間が数名いた。









3.間を効果的に使用し









乙狩くんが大神くんの肩を掴み、その音を止めた。急に静かになった会場。静寂な空間に慣れていないのか、観客たちも空気に流され黙り込んだ。









そこに素早く斬り込む。乙狩くんのキレのあるダンスが、また人の心を掴んだ。









4.“味方”を素早くロックオン









チラホラ、とUNDEADの曲に、歌に、ダンスに興味を持ってきた人たちを見つけ、その人たちに向かって真剣なアプローチ。









羽風「ほらそこ〜。楽しいくせに、楽しまないのもったいなくない?結局、空気に流されるだけなの」









なんて挑発的な発言に簡単にノってくるやつは、拳を振り上げ、叫び出す。その声は、決して音楽を邪魔にしない。









むしろ掛け声、合いの手のようだ。

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(プロフ) - 純さん» ありがとうございます。とても嬉しいお言葉です。ご期待に添えるよう、これからも尽力します! (2019年7月14日 18時) (レス) id: c891a3c33e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ストーリーのプロットが私が見てきた作品の中で一番すばらしいです。これからも更新がんばってください。応援しています。 (2019年7月14日 18時) (レス) id: 9f70754803 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年7月13日 14時

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