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158話 ページ39
斎宮｢なに…？｣
文香｢どうです？貴方にとっても、悪い話ではないでしょう？｣
その話を飲み込んで、部室に戻ってきた斎宮くん。すぐに視界に入ってきたのは、影片くんに教えられ、衣装を作る私の姿だ。
影片｢んあ、おかえりお師さん〜♪｣
貴｢お邪魔してます｣
斎宮｢…｣
何も言わない彼に、影片くんがどうしたん？と心配そうな顔。
斎宮｢影片｣
影片｢ん？｣
斎宮｢君は、仁兎に帰ってきて欲しいと今でも望むか｣
影片｢！｣
貴｢…｣
私は席を立ち上がった。ボストンバッグに荷物を詰め、コートを手に取り、扉に向かって歩く。
貴｢今までありがとうございました。失礼します｣
影片くんが呼び止める隙もなく私は部室を後にする。同時に斎宮くんが机の上の衣装を手に取った。
斎宮｢…完璧だ｣
それは、スプラッシュに参加するUNDEADの衣装だった。
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作者名：�� | 作成日時：2019年6月8日 23時
