あんスタ【私は、このﾌﾟﾗﾝを提案いたします。】2 (ページ38)

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77話ページ38

翌日。私は特に学院による用事もなかったので普通に出勤した。

部長｢汐見くん！｣

貴｢はい？｣

自分のデスクにつけば、部長が血相を変えて近寄ってくる。どうしたのだろう。特に問題は起こしていないはずなのだが。

部長｢綾乃くんのことだよ！今朝、急に夢ノ咲学院の人に仕事頼まれたから今日は休むって連絡が入ってね…特に重要な会議もないし、接待もないし、書類も提出してもらっているし…問題は無いんだが…まさか、君が仕事を与えたわけじゃないよな？｣

貴｢いえ。私は何も｣

部長｢ああああ…急になんだってんだ。どうにかしてつれ戻せないの？｣

貴｢昨日、学院に行く用事がありましたので、綾乃にも同じことを言いましたが、引く様子はなく自分がやると宣言して帰っていきました｣

部長｢本当か…はあ～もう。こんな忙しい時に何やってんだあいつは…！｣