第40話 ページ42
レッスン室にやっとの事で到着。
あんずちゃんが皆に差し入れを渡し、Tricksterの四人はモグモグと美味しそうに食べている。
それを見たあんずちゃんも安心し、そっと微笑んだ。その光景にあたしも、和む。
休憩をたっぷり取って、再び練習再開。
その端であたしは静かにみんなの観察を続けた。
衣更は練習に参加するのが遅いと聞いていたが、劣らずのパフォーマンスである。遅れが感じ取られない。
ミスター器用貧乏とはこの事だろう。
得意とするブレイクダンスを披露中、明星も真似して足を旋回。見様見真似で出来るとは、流石は天才だな。
あたしの隣に座っていたあんずちゃんがウズウズしている。それに気づいた明星が手を差し伸べておいで☆と満面の笑み。
それに応えるように、あんずちゃんは四人の輪の中へと走っていった。
明星｢Aも！｣
貴｢は？｣
まさか、あたしの名前が呼ばれるとは。ぷっと、笑った後、遠慮はなし。その中へと飛び込んだ。
明星｢みんなで一緒に、どこまでも高く昇っていこう！俺たちは暗い夜空の天辺まで駆け上がって、キラキラ輝く星になる！｣
そう。魔法の星…Tricksterに。
対決の日まで、残り一週間と少し。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 231人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たい焼き(カスタード) - めっちゃくちゃ良い作品です！女子アイドルの転校生というのが更によきです！！あと、革命前の夢ノ咲は学院全体が少し荒れているので、1話目にあった清掃が行き届いているのは多分違うかな〜と思います((ｺｿｯ)) (2023年2月11日 1時) (
レス) @page16 id: 3273a8e32b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：�� | 作成日時：2017年3月31日 19時
