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第14話 ページ16
貴｢ね、ねえ。なんで帰るの？｣
知らない生徒に話しかけた。その生徒はこう言う。『どうせ勝つのは生徒会なのだから、もう見る必要はない』と。
大津波はあっという間に引き、会場はガランと静まり返った。
演目は終わりじゃない。まだあと、一つユニットが残っていたはずだ。
明るい声が後ろから聞こえて、振り返る。可愛らしい四人の男の子達。確か、『Ra*bits』。
心が痛む。現実は甘くないと分かってはいるものの、やはり突きつけられれば痛い。
だが、彼らは強かった。
笑顔を浮かべて、めいいっぱい響く音楽に負けじと歌い、元気を与えてくれる。
残っているのはオレンジ色の髪色をした男の子と、噂の『プロデューサー』だろう女の子と、あたしの三人。
たった三人のために、彼らは本気で歌ってくれているのだ。
アイドル、だから。
誰かに、見てくれている人たちに、幸せと愛を、与えるために。
曲が終わり、決めポーズ。
拍手を、盛大に鳴らした。
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たい焼き(カスタード) - めっちゃくちゃ良い作品です！女子アイドルの転校生というのが更によきです！！あと、革命前の夢ノ咲は学院全体が少し荒れているので、1話目にあった清掃が行き届いているのは多分違うかな〜と思います((ｺｿｯ)) (2023年2月11日 1時) (
レス) @page16 id: 3273a8e32b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：�� | 作成日時：2017年3月31日 19時
