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第13話 ページ15
貴｢お｣
何やら騒がしい講堂。ここで、やってんのかな。
受付と書いてあったそこには誰もいない。トイレかな。
重い扉を開いた。
音が、突風の如くあたしの横を吹き抜ける。
蓮巳の、『ユニット』…『紅月』だっけ。
赤い、真っ赤な、紅蓮の炎。重く響くその演奏に耳が奪われる。
力強い獅子たちのダンスが、目を奪う。
追い打ちをかけるように歌声という名の咆哮が、心を奪う。
観客は熱狂し、『サイリウム』を虹色に輝かせて掲げていた。これは、公式のドリフェスなのか。
扉のすぐ横の壁に背を預ける。顎に手を置き、目を細めて
素晴らしい、と、思う。だけど、なんか、寂しい。
まあ、盛り上がってるからいいと思うけど。
紅月の演目が終わり、会場は嵐の去ったように静まる。そして、サイリウムをコンパクトに畳み、あたしの横をゾロゾロと帰っていく。
頭の奥が、白く、染まっていく。
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たい焼き(カスタード) - めっちゃくちゃ良い作品です！女子アイドルの転校生というのが更によきです！！あと、革命前の夢ノ咲は学院全体が少し荒れているので、1話目にあった清掃が行き届いているのは多分違うかな〜と思います((ｺｿｯ)) (2023年2月11日 1時) (
レス) @page16 id: 3273a8e32b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：�� | 作成日時：2017年3月31日 19時
