検索窓
今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:23,956 hit

第69話 ページ32

華「っ」

スギの圧力に圧倒され、華ちゃんはぐっと唇を噛んだ。

そこにワカが現れ、何事かと華ちゃんに寄り添う。

若「どうかしたんですか?」

華「なんでもない」

若「華乃音ちゃ」

華ちゃんは探してくるからと、その場をさっさと出ていってしまった。

若「…宕さん。華乃音ちゃんに何か言いましたか?」

宕「言ったけど。それが何?」

若「華乃音ちゃんの邪魔をしないでもらえませんか」

宕「嫌だ」

若「華乃音ちゃんの邪魔をするなら宕さんでも、容赦しませんよ」

宕「結構。私もAと…しょうがないから羽風薫(コイツ)も。守るためなら、容赦しないから」

ワカは綺麗にお辞儀して、華ちゃんを追いかけるように、その場を出ていった。

取り残されたアヤトだけが、呆然とその場に立ち尽くしている。

絢「あ、あの…」

宕「なに?」

絢「山東…あ、さっきの子と知り合い…なんすか?」

宕「そうだけど。あんた、誰?」

絢「俺は」

宕「やっぱいいや。興味ないし。じゃあね」

絢「え、あ、ちょ!」

スギは羽風薫の手を引いて、同じようにその場を去った。

第70話→←第68話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 羽風薫 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 千代さん» ありがとうございます。まだまだ未熟者なので、流石に人気は出ないですね…。もっと精進しなければ。これからも素晴らしい作品だと言ってもらえるように、努力しながら、更新頑張っていきます! (2018年3月12日 22時) (レス) id: 09070ac26a (このIDを非表示/違反報告)
千代(プロフ) - そう言いたいほど大変素晴らしい作品です。私自身、放送部の部長をしていて楽しめましたし、なにより内容が素晴らしい。羽風好きになりそうですなんかもう…有難うございます(←)これからも読ませて頂きます。更新頑張ってください! (2018年3月12日 0時) (レス) id: b14c7e5392 (このIDを非表示/違反報告)
千代(プロフ) - 初めまして。昨日この作品を見つけて読ませて頂きました。文が拙いし、長くなりますが感想を言いたいです。”なぜ人気でないんだ”。 (2018年3月12日 0時) (レス) id: b14c7e5392 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2018年2月27日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。