第69話 ページ32
華「っ」
スギの圧力に圧倒され、華ちゃんはぐっと唇を噛んだ。
そこにワカが現れ、何事かと華ちゃんに寄り添う。
若「どうかしたんですか?」
華「なんでもない」
若「華乃音ちゃ」
華ちゃんは探してくるからと、その場をさっさと出ていってしまった。
若「…宕さん。華乃音ちゃんに何か言いましたか?」
宕「言ったけど。それが何?」
若「華乃音ちゃんの邪魔をしないでもらえませんか」
宕「嫌だ」
若「華乃音ちゃんの邪魔をするなら宕さんでも、容赦しませんよ」
宕「結構。私もAと…しょうがないから
ワカは綺麗にお辞儀して、華ちゃんを追いかけるように、その場を出ていった。
取り残されたアヤトだけが、呆然とその場に立ち尽くしている。
絢「あ、あの…」
宕「なに?」
絢「山東…あ、さっきの子と知り合い…なんすか?」
宕「そうだけど。あんた、誰?」
絢「俺は」
宕「やっぱいいや。興味ないし。じゃあね」
絢「え、あ、ちょ!」
スギは羽風薫の手を引いて、同じようにその場を去った。
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顥(プロフ) - 千代さん» ありがとうございます。まだまだ未熟者なので、流石に人気は出ないですね…。もっと精進しなければ。これからも素晴らしい作品だと言ってもらえるように、努力しながら、更新頑張っていきます! (2018年3月12日 22時) (レス) id: 09070ac26a (このIDを非表示/違反報告)
千代(プロフ) - そう言いたいほど大変素晴らしい作品です。私自身、放送部の部長をしていて楽しめましたし、なにより内容が素晴らしい。羽風好きになりそうですなんかもう…有難うございます(←)これからも読ませて頂きます。更新頑張ってください! (2018年3月12日 0時) (レス) id: b14c7e5392 (このIDを非表示/違反報告)
千代(プロフ) - 初めまして。昨日この作品を見つけて読ませて頂きました。文が拙いし、長くなりますが感想を言いたいです。”なぜ人気でないんだ”。 (2018年3月12日 0時) (レス) id: b14c7e5392 (このIDを非表示/違反報告)
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