検索窓
今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:23,958 hit

第49話 ページ11

「いいのかえ?」

「…」

「あんなに愛を受け取っておいて、お主はそれに応えんのか?」

「…」

「可哀想じゃのう。嬢ちゃんも、お前さんも」

「朔間さんには関係ないでしょ」

朔間「関係あるぞい?元相棒じゃ」

「元、じゃん。なら今は関係ない」

朔間「ならば、言葉を変えよう。永遠の友人じゃよ」

「…」

朔間「まるで昔の嬢ちゃんのようじゃ」

「…」

朔間「自らを堕とし、暗闇を選び、塞ぐのかえ?」

「…」

朔間「真っ暗な世界に閉じこもったままかえ?」

「…」

朔間「あれだけ嬢ちゃんに言っておきながら自分は逃げるのかえ?」

「そうじゃない!」

胸ぐらを掴んで壁に叩きつけた。

朔間「ならなんだよ」

「っ」

朔間「逃げてる以外のなんだってんだ?テメェはAの気持ちを受け取らねぇじゃねぇか」

「…」

朔間「とっくにAは覚悟してる。だから、テメェのいた、あの戦場にいるんだろうがよ」

「…」

朔間「どうなんだよ。薫」

羽風「…」

朔間「…巻き込みたくない。お主の気持ちもわかるが嬢ちゃんの気持ちを無視するのとは、別だと思うがのう?」

そしていよいよ。

舞台の幕は開かれる。

第50話→←第48話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 羽風薫 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 千代さん» ありがとうございます。まだまだ未熟者なので、流石に人気は出ないですね…。もっと精進しなければ。これからも素晴らしい作品だと言ってもらえるように、努力しながら、更新頑張っていきます! (2018年3月12日 22時) (レス) id: 09070ac26a (このIDを非表示/違反報告)
千代(プロフ) - そう言いたいほど大変素晴らしい作品です。私自身、放送部の部長をしていて楽しめましたし、なにより内容が素晴らしい。羽風好きになりそうですなんかもう…有難うございます(←)これからも読ませて頂きます。更新頑張ってください! (2018年3月12日 0時) (レス) id: b14c7e5392 (このIDを非表示/違反報告)
千代(プロフ) - 初めまして。昨日この作品を見つけて読ませて頂きました。文が拙いし、長くなりますが感想を言いたいです。”なぜ人気でないんだ”。 (2018年3月12日 0時) (レス) id: b14c7e5392 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2018年2月27日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。