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第17話 ページ19

機材を丁寧にかつスピーディーに床に置き、中からカメラを取り出す。

長いコードは業者から借りるとして…全体を繋いでいる『核』となっている機材は、あった。あった。ちょうど観客席からは隠れる裏方にある。

「おいこら!勝手にいじってんじゃ」

貴「カメラの設置場所は4箇所ですよね。なら、メインで動くカメラはこのでかいカメラで」

残った小型のビデオカメラ3台は2階の客席の2箇所に固定。そして、3台の中でも1番性能がいいカメラは観客を撮影するカメラに。

貴「固定にはこの三脚を使ってください。それと、この機材に…繋がるようにコードに変換を差し込んで…」

設置完了。

貴「えーっと…ここが電源。ここは、切り替え的な役割か…で。ここは音量、画質……おっけ」

繋いだケーブルからデカカメに繋ぎ、担いで仁兎に渡す。

貴「おっし」

私は持ってきたスマホのロック画面を解き、ある人物に電話をかける。

仙石『こちら仙石でござる!!』

貴「モニター映ってる?」

仙石『はい。他に設置しているモニターにも全部、きちんと会場の光景が映ってるでござるよ!』

貴「おっけ、さんきゅ」

電話を切り、バッグのポケットにねじ込んで、ステージを映しているカメラは…無事のようだ。

貴「これでなんとかなるでしょ?」

おぉ〜と、小さな完成と拍手が湧き上がった。

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カグサ(プロフ) - 羽風先輩の執事服とか私得すぎてもうほんとに無理です(語彙力)連コメ失礼いたしました! (2017年12月27日 20時) (レス) id: 754d74c58c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - カグサさん» ありがとうございます。頑張ります! (2017年12月27日 20時) (レス) id: 09070ac26a (このIDを非表示/違反報告)
カグサ(プロフ) - 1話から一気に読まさせていただきました!とても素敵な作品だなって思いました。更新頑張ってください。応援してます。 (2017年12月27日 20時) (レス) id: 754d74c58c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年12月26日 23時

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