27話 ページ28
さ「なーくんー!ころんがAちゃんにえっちなことしてるー!」
さっきまでいなかった…おそらく、ころんくんが言っていたもう1人のメンバー。
…さとみさん?だったかな
その声とともに、部屋の奥からダダダダッと音を立てて足音が近づいてきた。
な「こーろーんー!!」
ころんくんは私の頬に添えていた手をバッと背中に隠す。
な「なにやってんの!!」
こ「なんもしてないよ!!さとみが嘘ついてるだけだから!!」
ジ「ころぉーん。それはあかん。それはあかんわぁ」
ジェルさんがななもりさんの後ろで腕を組みながら唸るような声で言う。
な「ジェルくんは声真似しないで!!w」
すると、うるさくしていた私達の様子を見に来た莉犬くんが顔をしかめながら言った。
り「もう俺とるぅとくん出るよ?学校いいのー?」
その言葉で皆が時計に目を向ける。
時計は7時20分を指していた。
な「え!あと15分で電車きちゃうじゃん!早く準備してー!」
こ「僕遅れていくからいいやー」
そう言って大きくあくびをするころんくん。
ジ「じゃ、俺がAちゃんを案内するな〜」
そう言ってジェルさんが私の手を引く。
こ「っ…僕もやっぱ行くから待って!!?」
そう言ってころんくんが慌てて準備を進める。
莉犬くんとるぅとくんは遅れるからと言って先に家を出ていった。
その数分後、私はジェルさんとななもりさん、そしてころんくんの後を追って青い空の下へ足を踏み出した。
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うい(プロフ) - 凄く「今夜、世界からこの恋が消えても」と似てて小説の発売日と照らし合わせたら主さんの方が先にネタ思いついてて腰抜かしました…めちゃくちゃ面白いです😸💞 (2023年2月21日 2時) (レス) id: ed6dd285e5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち - ころんくんが家に泊めるときになーくんに電話してたときの泊めるの字が止めるになってましたよ 上から目線でごめんなさいm(_ _)m (2022年5月17日 6時) (レス) @page29 id: 2e0541f151 (このIDを非表示/違反報告)
白玉 - そうです! 一度検索しみて下さい。 (2019年5月5日 11時) (レス) id: 0b503add46 (このIDを非表示/違反報告)
あうら(プロフ) - 白玉さん» テレビか本とかですかね…? (2019年5月4日 21時) (レス) id: 5af2deacde (このIDを非表示/違反報告)
白玉 - これ読んだ瞬間「掟上今日子の備忘録」っていうの思いだした (2019年5月4日 20時) (レス) id: 0b503add46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あうら | 作成日時:2018年10月14日 23時