第84話 イケメンが看病してくれるみたいですよ？ ページ47
あれ………？ここはどこ………？私、洗面所にいたはずでは………？
あぁ……手を上げるの辛い……。おかしいな……。手を上げるのがこんなにも辛い行動だったけ？
なんか聞こえてくるな………。
貴「あ………う……。」
佐「目、覚めた？」
貴「ここは……？」
佐「ここは俺様たちの部屋。」
貴「何で佐助が……？」
佐「俺様は看病。」
貴「看病………？」
佐「風来坊の旦那と右目の旦那がここにAちゃんを運んできたんだよ。いきなり倒れたってね。……Aちゃん、熱出してるよ。」
貴「マジで……？」
佐「うん。」
貴「だからこんなにダルいのか……。」
佐「こんな大雪の中、出かけるからでしょ。」
貴「行かなきゃいけない用事があったの……。」
佐「そう。でもしばらくは安静にしてないと。」
貴「明日、休みかぁ……。できることなら休みたくない……。」
明日、休んだらテスト範囲の勉強できないじゃん……。テストで不利になるわぁ……。
幸「A殿ぉぉぉぉぉぉぉぉ！！」
バァァァァン！！
幸「ご無事でござりまするかぁぁぁぁぁ！！」
佐「ちょっと旦那ぁ！！勢いよく開けないで！！壊れちゃうでしょ！？後、静かに！！」
貴「私は………大丈夫だよ。」
幸「よかったでござる……！命に関わるような病にかかったのかと心配で……！」
貴「そこまで重大じゃないよ。でも心配してくれてありがとう。」
小「お、目を覚ましたか。具合悪くないか？」
貴「うん。大丈夫……。ありがとうね。」
小「全く………。いきなり倒れるなんて……。」
貴「ハハハ………。」
小「笑い事じゃないだろ。あの時、誰も来なかったらどうなることやら……。」
貴「すんません……。」
三「A様ァァァァァァ！！」
バァァァァン！！
三「ご無事ですか！？」
貴「あ……うん。大丈夫……。」
家「三成………。そんな勢いよく開けたら誰だって驚いてしまうだろう……。それに壊れてしまう……。」
三「そんなこと知ったことではない！！今はA様の看病が大切だ！！」
家「A、気分はどうだ？」
貴「なんか……よく分からん。」
家「あまり無理をするなよ？」
貴「うん………。」
親「おい！！大丈夫か！？」
貴「大丈夫……。」
親「ったく！！心配かけさせやがって！！」
貴「ごめんなさい……。」
幸「元親殿！！そのような言い方は良くないでござる！！」
親「俺は心配して言ってんだぞ！？」
粗暴な言動は誤解されやすいねぇ……。
第85話 政宗様イケメンだよぉぉぉぉぉぉ！！→←第83話 雪の中、学校行くのに苦労します
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ムーンストーン - 読んでめっぢゃなげまじだー(T^T) (2017年10月1日 15時) (
レス) id: ee0a1026f0 (このIDを非表示/違反報告)
婆娑羅とJスターズ(プロフ) - 読んでくれて有り難うございます。まだアイデアが……。完結できるようにアイデアは練るつもりです。 (2016年7月30日 12時) (レス) id: c7ee25bbfc (このIDを非表示/違反報告)
ナッコ - 初めまして！ いつも楽しく拝見しています！ 婆娑羅とJスターズ様が書かれるお話が好きなので、よければ完結していただければと…楽しみにしています！ (2016年7月27日 23時) (レス) id: 8b77a01456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：婆娑羅とJスターズ | 作者ホームページ：http://JPBSAAI
作成日時：2015年10月24日 20時
