イケメン武将達と過ごす日々2

第49話 解決とまでにはいかないらしい ページ11

親「その……すまねぇ……。」
慶「ごめんよぉ……。」
貴「いいっていいって！……ところでこれどうしよう……。」
鹿「これだけ壊して散らかしたんですもんね……(汗)」
翼「それなら心配はいらないよ。」
貴「翼さん！」
翼「兄さんの鞄から、ものを勝手に直してくれる発明品があったんだ。これなら簡単に修理できるよ。」
貴「ありがとうございます、翼さん！」
三「私は部屋に戻ります。」
貴「そっか。んじゃおやすみね、三成。」
三「おやすみなさい、A様。」









やれやれ………。本当にどうなるかと思ってたけど……。何とか解決できてよかった………。
でもあの2人、まだ険悪ムードだしなぁ……。どうやったら仲直りしてくれんだろ……。
なんか、この先が心配になってきた……。








次の日の朝、早朝に起きて朝食会場へと向かう。人は並んでいて、席も少し混んでいた。






勝「あ、おはようだ……。A殿……。」
貴「あ、勝家！」
勝「昨晩は良き夢が見られたのか……？昨晩に長宗我部氏と前田氏が小競り合いをしていたようだが……。」
貴「あぁ、それなら解決したよ。大丈夫、大丈夫。」
勝「だと良いのだが………。」
慶「おっはよー！」
勝「噂をすれば前田氏……。」
貴「おはよう、慶次。………あれ？鹿之介と元親は？」
慶「鹿之介はトイレに。元親は…………知らない。」
貴「知らないって！！同じ部屋の人でしょ！？なんで分かんないの！？」
親「よぉ、おはようさん。」
勝「あ、長宗我部氏………。」
親「あん？」
慶「ん？」





2人「……………フンッ！」





勝「やはり、まだ関係は最悪のままか……。」
貴「もーーーー！！なんで仲直りしてくれないのーーー！？」
孫「朝からどうしたんだ？騒がしい。」
貴「あ！孫市さん！孫市さーーーん！大変なんですよぉーー！！」
孫「何が大変なんだ？」
貴「かくかくのしかじか！！」
孫「なるほどな………。2人が大ゲンカなど、だいぶ珍しいな……。では2人が仲直りの縁を結ぶために私も一肌脱ぐとしよう。」
貴「ありがとうございます！！」
孫「問題は……どうやって仲直りさせるかだな……。」
貴「う〜〜ん……。」
勝「A殿は用があるのだろう？この件は我々に任せてA殿はA殿のことを……。」
貴「あ、うん。わかった。」








孫「さて、この問題は我々だけではできないな。」
勝「ならば伊達氏にも協力してもらおう……。」
孫「それがいい。」

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